スカイ・ネイル



「・・・お前は、他の奴らとは・・・違う。そう、思っただけだ」

「よくわからないが、だからってそこまで魔力を使わなくてもいいだろ!勝手に無茶するなよ」

本当に余程の魔力を消費したのかレイはそのまま眠りについてしまった。
このままだと風邪を引きかねない。

何とか自分の肩に腕を回させるとルチル達の元へと向かう。


『これはもう一泊かな?』

『そうなりそうね』


いつしか雨音と街の人々の声で辺りは賑わっており、まだほんの少しだけ正直恐怖感はあったが話してみれば皆悪い人達ではなかった。

この男も最初はレイの力を狙っているのかと思ったが、生活が豊かになるのを望んでいるだけのようで俺達のことも気に掛けてくれる。

ケンさんとルチルは俺達を見るなり心配して駆け付けてくれたが、その後男の提案によって案の定もう一日泊めてもらうこととなる。