「街はひとまずこの道を抜けた先だ・・・っとと」
男は借りていた肩から離れると足にうまく力が入らないようでバランスを崩した。
がそれをケンがすかさず支える。
「ったく、こいつを担いでなきゃおぶってやりたいとこだが。悪いがちっと辛抱してくれ」
そう言うと軽々と男を抱き抱えた。
抵抗する力もないようで大人しく身を預けている。
そういうわけでコバルト国へ戻る前にこの人を街まで送ってあげることになった。
黙々と後ろを着いてくるレイを気にしつつ、俺達の目的はとりあえず達成し今こうして行動を共にすることができて安堵する。
ケンさんのこともまだよく知りもしていないが悪い人でないことは見ていればわかる。
この四人でならきっと、スカイ・ネイルまで辿り着けるかもしれない。

