スカイ・ネイル



するとレイは急に立ち上がりどこかへと歩いて行く。
慌てて後を追いかけ呼び止めると足を止めたが、こちらに振り向く素振りはない。

「・・・どこ行くんだよ」

「お前らに同行する気はない。俺は一人でスカイ・ネイルの元へ行く」

は、何言ってるんだ。

「さっきスペクルムの言ってたこと聞いてなかったのか」

「だったら何だ」

「なにっ・・・」

「お前は何のために旅をしている。偽善者ぶって自分を満足させるためか?見ている限り周りを巻き込んでいるようだが、人一人守れないようなら早く元いた場所へ帰ったほうがいい」

こいつ・・・!

頭に血が上り背を向けたままのレイに拳を振り翳したが、それは大きな何かによって遮られた。

「何してんだ、ガキ」