スカイ・ネイル



そんなこともう繰り返させない。

「俺達はどうしたらいい?」

『神器は全部で五つあるんだ。まずはそれを探しだして、それからスカイ・ネイルの元へ行く。そしたら人目のつかないところで封印の呪文を唱えて僕等はまた眠りにつく。今度は誰にも見つからないようしっかりと結界を張ってね』

「・・・・・・と、言うわけだが」

チラリとレイの方を見るが、相変わらず目を伏せ腕組みをしたまま微動だにしない。

俺が言うのも何だがケンさんといいこいつといい、協調性にかけてるだろ!


「スペクルム・・・さんは、水属性の魔力を持っているのよね?」

『そうだよ!僕は水属性で、モニアは風属性』

「主が魔法を苦手としていても使えるようになるのね。さっきはびっくりしちゃって」

その言葉にリースの胸にちくりと針が刺さる。

『僕も主と一緒に魔力のコントロールをするからね。ただそれ以外の属性は扱えないけど』

「なるほど」