「私は大丈夫だから・・・」 優しく包み込んでくれるような優しい声。 結局守られてばかりだ。 ・・・俺は今、いつのことを思い出している? 「ほら、治癒魔法もレグさんに教えてもらって初級のは習得出来てるのよ。リースのも治すからそろそろ離して・・・」 「本当に大丈夫か?」 「え・・・?」 「無理、してないか」 返答に困っている様子を見る限り、やはりまだどこか痛むのか。 何故正直に言ってくれないのだろう。 一番近い場所で過ごしてきたはずなのに。