ピュアなお姫さま


奪った封筒の裏側の宛名を見る。

俺は固まった。

そして

サーッと血の気が引いていくのが分かった。

多分、俺の顔は青ざめているだろう。

和樹は宛名が誰か知っていたのか

笑いをこらえている。

〈原田 太一〉

って…

男じゃねぇかよ!!

ありえねぇし!!

もう 中身を見る気さえしない…。