あなたの隣で

命を助けてもらった斗真は命の恩人だよ。


なんにも、斗真は悪くないんだよ。


何回も、何十回も、何百回も斗真に言った。


それでも、斗真は「ごめん」と私に言う。


水泳人生を終わらせたのも、挫折した自分のせいなのに…斗真は俺のせいだと言う。


高校に入り斗真は私の事を考えて、「水泳はもうやめる。」


そう言ったけれど、


「私の分まで泳いでよ。」そう言ったら、斗真はそれならと何とか水泳を続けてくれた。


だから、私は泳ぐことをやめて今は斗真の…水泳部のマネージャーをしている。


この事は、水泳部のみんなも知っている。


中学の時、この6人と私は同じスイミングスクールに入っていたから。


だから…あの6人は、中学の時からの仲間なんだ。