あなたの隣で

「分かったよ。休みますよ。だから、早く着替えてきて。」


「それなら分かったよ。」


そう言って、立ち上がった時に自分の違和感に気づいた。


「え…私、下着透けてる、、、?」


水色の下着が水に濡れて、上着から見えていた。


「ん、透けてんじゃない?」


そっぽを向いて答える涼介先輩。


「ば、はかっ!!早く言ってよ!!」


「言ったら嫌な思いするかなぁって思って、言えなかったんだよ。」


そんな事…考えてくれてたんだ。


なんか…


「涼介らしいね。」


私は、タオルに身を包んで笑いながらそう言った。


「それ、さっきも思ったけど…先輩呼びじゃないね」


「え、あ、ごめん。今は2人だしいいかなぁって。さっきは、びっくりして…先輩つけ忘れたの。」


この学校は、「先輩」呼びに厳しい。


呼んでいないのがバレたら、罰として朝掃除をしないといけない。


最初それを聞いた時、おかしな学校だな…と思った。



「ごめん、やっぱ先輩呼びの方がいい?」