あなたの隣で

でも、言うことでも無いかなって思って…片目が見えないことだけ言った。


先天性のものだって。



「俺は、ゆゆと付き合ってから水泳毎日頑張れるし…別に不器用でも邪魔になるって事はないんじゃねぇの?」


「そーだよ、斗真くんの事全然知らないけど…告白してみたら何か変わるかもよ?」


「うん…でも、いいかな。ありがと。」


私が斗真に告白しない理由。


邪魔になるから。とかは仮の理由。


本当の理由は…斗真の彼女になる資格も、告白する資格も私には無いから。


私の近くにいる斗真は、どこか自分を出せていないような…そんな感じ。


中学の頃の斗真は、もっと元気でパワフルで…。


斗真は、どんな人よりも責任感が強いから。



だから、私が近くにいたら…斗真はきっといつまでも自分を責めて、自分を出せない。



だから、大学も県外に行くつもりだ。