The previous night of the world revolution8~F.D.~

すると、アイズは。

「確かに、そろそろ時間だね。もう行った方が良いかも」

「おっ。もうそんな時間か?」

「ちょっと早いけど…。でも、早めに行っておいた方が良いわよね」

「そうだな。何事も五分前行動だ」

…??

な…何だ?

突然、仕事をする気になったのか?

それは良いことだ。こんなところで遊んでないで、さっさと自分達の部屋に戻って仕事を、

「よし、それじゃ出掛けようか」

「おー。行こーぜ」

何やら出掛ける支度をする一同。

…?皆揃って、何処に行くんだ?

「じゃ、私は先に行くからね。ルリシヤ、ルーチェス。アリューシャのことお願いね」

「あぁ、任せてくれアイズ先輩」

「アイ公〜。後でな〜」

ひらひらを手を振って、一人先に部屋を出るアイズ。

…どういうことだ?他の皆は一緒に行かないのか?

「さて、俺達もそろそろ配置につくか」

配置!?

そんな…特別な任務のような…。

「何なんだ?今日は…皆何処に行くんだ?」

「何処って…。忘れたの?ルルシー。今日はルレイアの結婚式なのよ」

こんな大事なこと忘れるなんて、と非難の眼差しを向けるシュノ。

いや…忘れてはいないけど…。

むしろ、今朝からずっとそのことが、俺の頭を悩ませている元凶なのだ。

「ルレイアの結婚式だってことは分かってるよ。でも、だからって俺達が何をするんだ…?」

「何を言ってるんですか、ルルシーさん。ルレイア師匠の結婚式ですよ?こんな面白そ、いや、こんな一大事を僕達が見逃して良いはずないじゃないですか」

やれやれ、といった調子で言うルーチェス。

お前、今「面白そう」って言わなかった?

「ルルシーさんだって、ルレイア師匠の結婚式、気になるでしょう?」

「そ、それは…」

気にならない…と言ったら、嘘になるけど…。

「で、でもどうするんだ?俺達が出席する訳にはいかないんだぞ。招待されてないんだから」

「勿論分かってますよ。でも、招待されてなくても見に行く方法なんていくらでもあるでしょう?」

え、何それ?

するとルーチェスは、最高にわくわくと、喜々とした表情で言った。

「…盗撮です」

「…」

…お巡りさん、この人です。