…借金まみれの下の二人の争いに反して、上二人の運の上振れが凄いな。
そんなに差がつくことってある?皆同じルーレットを回したんだよな?
「ルーチェスの人生は面白かったよね。高校中退して動画配信者の道を選んだ時は、これはもう無理かと思ったけど…」
「動画がバズりまくって、あっという間に登録者10万人を越えたもんな」
マジ?
ルーチェス、そんなリスキーな人生送ってたの?
現実再現じゃん。
「転職する機会が何回もあったのに、ずっと配信者一筋で頑張って…最終的には登録者が3000万人を越えたよね」
それは凄い。
一体どんな動画を作ってたんだろうな。ちょっと気になる。
「一つのことを一途に極めた結果、この総資産額…。さすがだね、ルーチェス」
「ありがとうございます。今ここにはいないルレイア師匠の為にも、弟子である僕が負ける訳にはいきませんから」
「弟子の鑑だな、ルーチェス後輩は」
「何にせよ、おめでとう。ルーチェス」
「次はアリューシャも、どーがはいしんしゃ?ってのになろーっと」
アリューシャ、お前はやめとけ。
ルーチェスは運良く大成功したが、あれは素人が安易な気持ちで手を出して良いものでは…。
…って、何考えてるんだよ、俺は。
そんなことどうでも良いだろ。
「よし、じゃあ人生2回目を…」
「ちょっと待てお前ら」
早速二度目の人生を始めようとする幹部達に、俺は慌てて割って入った。
「どうしたルルシー先輩。一緒にやるか?」
やらねーよ。ふざけんな。
「お前ら、さっきから…こんなところで何人生ゲームやってるんだよ。それどころじゃないだろうが…!」
「…そう言われてもな…。暇潰しに丁度良かったものだから…」
「じゃあ、代わりにトランプでもします?」
ブチッ。
人生ゲームが嫌なんじゃねーよ。お前らがこの部屋で遊んでるのが問題なんだ。
「お前ら…。全員まとめて追い出すぞ」
「ルルシー先輩、今日はいつにも増して荒れてるな…」
「無理ないですよ。今日はルレイア師匠の結婚式ですからね」
うぐっ。
ルーチェスの言葉が、胸に突き刺さる。
「分かるわよ、ルルシー。私も同じ気持ちだから…」
「しゅ、シュノ…」
「だから、こうして皆で遊んで気を紛らわせてるの」
そ…そうだったのか。
俺はてっきり…皆で楽しく遊んでるだけかと…。
「アリューシャは普通に人生楽しんでたけどな!」
「…殴るぞ、アリューシャ」
やっぱり普通に遊んでただけなんじゃねーかよ。
この、馬鹿アリューシャは…。
「そんなにカッカしないで。単なる暇潰しだよ、ルルシー」
「アイズ、お前まで…。暇を潰してどうするんだよ。仕事をしろよ」
俺達皆、『青薔薇連合会』の幹部なんだぞ。暇を持て余して、人生楽しんでる余裕はないはずだろ?
泣く子も黙る『青薔薇連合会』の患部が、人生ゲームを前に一喜一憂してるなんて。
世間様に知られたら、一生顔を上げて外を歩けないぞ。
そんなに差がつくことってある?皆同じルーレットを回したんだよな?
「ルーチェスの人生は面白かったよね。高校中退して動画配信者の道を選んだ時は、これはもう無理かと思ったけど…」
「動画がバズりまくって、あっという間に登録者10万人を越えたもんな」
マジ?
ルーチェス、そんなリスキーな人生送ってたの?
現実再現じゃん。
「転職する機会が何回もあったのに、ずっと配信者一筋で頑張って…最終的には登録者が3000万人を越えたよね」
それは凄い。
一体どんな動画を作ってたんだろうな。ちょっと気になる。
「一つのことを一途に極めた結果、この総資産額…。さすがだね、ルーチェス」
「ありがとうございます。今ここにはいないルレイア師匠の為にも、弟子である僕が負ける訳にはいきませんから」
「弟子の鑑だな、ルーチェス後輩は」
「何にせよ、おめでとう。ルーチェス」
「次はアリューシャも、どーがはいしんしゃ?ってのになろーっと」
アリューシャ、お前はやめとけ。
ルーチェスは運良く大成功したが、あれは素人が安易な気持ちで手を出して良いものでは…。
…って、何考えてるんだよ、俺は。
そんなことどうでも良いだろ。
「よし、じゃあ人生2回目を…」
「ちょっと待てお前ら」
早速二度目の人生を始めようとする幹部達に、俺は慌てて割って入った。
「どうしたルルシー先輩。一緒にやるか?」
やらねーよ。ふざけんな。
「お前ら、さっきから…こんなところで何人生ゲームやってるんだよ。それどころじゃないだろうが…!」
「…そう言われてもな…。暇潰しに丁度良かったものだから…」
「じゃあ、代わりにトランプでもします?」
ブチッ。
人生ゲームが嫌なんじゃねーよ。お前らがこの部屋で遊んでるのが問題なんだ。
「お前ら…。全員まとめて追い出すぞ」
「ルルシー先輩、今日はいつにも増して荒れてるな…」
「無理ないですよ。今日はルレイア師匠の結婚式ですからね」
うぐっ。
ルーチェスの言葉が、胸に突き刺さる。
「分かるわよ、ルルシー。私も同じ気持ちだから…」
「しゅ、シュノ…」
「だから、こうして皆で遊んで気を紛らわせてるの」
そ…そうだったのか。
俺はてっきり…皆で楽しく遊んでるだけかと…。
「アリューシャは普通に人生楽しんでたけどな!」
「…殴るぞ、アリューシャ」
やっぱり普通に遊んでただけなんじゃねーかよ。
この、馬鹿アリューシャは…。
「そんなにカッカしないで。単なる暇潰しだよ、ルルシー」
「アイズ、お前まで…。暇を潰してどうするんだよ。仕事をしろよ」
俺達皆、『青薔薇連合会』の幹部なんだぞ。暇を持て余して、人生楽しんでる余裕はないはずだろ?
泣く子も黙る『青薔薇連合会』の患部が、人生ゲームを前に一喜一憂してるなんて。
世間様に知られたら、一生顔を上げて外を歩けないぞ。


