――――――…ルレイアとマリーフィアの結婚式。当日。
俺はその日、朝から訳もなくイライラしていた。
…だというのに。
「はい、次はアリューシャの番だよ。ルーレット回して」
「よし来た。…ほい、4だって!」
「じゃあコマを進めて…。えぇと、『溝に足を滑らせて、財布を落とした。−10万円』だって」
「マジ!?溝にハマって、財布落とすだけで済んだなら超ラッキーじゃん」
ポジティブアリューシャ。
「次はシュノ先輩の番だぞ」
「う、うん…。…2だわ。えぇと…」
「『意を決して投資に挑戦するも、大失敗。−1000万』だって」
「うぅっ…。また借金…」
負債を抱えるシュノ。
「次は俺だな。…よし、7だ。ラッキーセブンだな」
「『上司に働きを評価されて、臨時ボーナスをもらった。+3000万』だそうです」
「ボーナス3000万って凄いね」
「ふっ、済まないな。俺の有能ぶりが評価されたようだ」
仮面越しにドヤ顔のルリシヤ。
「次はルーチェス後輩だぞ」
「お任せください。僕は…1ですね。千里の道も一歩から。コマを進めましょう」
「『お金持ちの親戚の遺産が入ってきた。+5000万』だって」
「マジかよ!親戚すげぇ!」
「ふっ。勝ち組で済みません」
こちらもドヤ顔のルーチェス。
「アイ公はやんねーの?人生」
「私はアリューシャの人生を一緒に見守るだけで楽しいよ」
保護者アイズ。
「よし、じゃあ続きをやろうか」
「こ、今度こそ少しでも借金を減らさなきゃ…」
「アリューシャは億万長者を目指すぞ!」
「億万長者も良いけど、まずは借金を減らすことから始めようね、アリューシャ」
「僕は、このまま勝ち組人生を謳歌したいですね」
…。
『青薔薇連合会』の幹部組が、ボードゲームを囲んでワイワイ。
しかも、それをわざと俺の部屋でやりやがる。
家主の許可もなく。勝手に。
…ただでさえイライラしてる時に、目の前で人生楽しんでる奴らがいたら。
ブチギレたくなるのも当然というものだろう?
…しばらく黙って聞いていたが、いよいよ我慢出来なくなった。
「…お前ら、いい加減にしろよ」
「おっ、ルル公。一緒に人生やる?」
…やんねーよ、馬鹿共め。
俺はその日、朝から訳もなくイライラしていた。
…だというのに。
「はい、次はアリューシャの番だよ。ルーレット回して」
「よし来た。…ほい、4だって!」
「じゃあコマを進めて…。えぇと、『溝に足を滑らせて、財布を落とした。−10万円』だって」
「マジ!?溝にハマって、財布落とすだけで済んだなら超ラッキーじゃん」
ポジティブアリューシャ。
「次はシュノ先輩の番だぞ」
「う、うん…。…2だわ。えぇと…」
「『意を決して投資に挑戦するも、大失敗。−1000万』だって」
「うぅっ…。また借金…」
負債を抱えるシュノ。
「次は俺だな。…よし、7だ。ラッキーセブンだな」
「『上司に働きを評価されて、臨時ボーナスをもらった。+3000万』だそうです」
「ボーナス3000万って凄いね」
「ふっ、済まないな。俺の有能ぶりが評価されたようだ」
仮面越しにドヤ顔のルリシヤ。
「次はルーチェス後輩だぞ」
「お任せください。僕は…1ですね。千里の道も一歩から。コマを進めましょう」
「『お金持ちの親戚の遺産が入ってきた。+5000万』だって」
「マジかよ!親戚すげぇ!」
「ふっ。勝ち組で済みません」
こちらもドヤ顔のルーチェス。
「アイ公はやんねーの?人生」
「私はアリューシャの人生を一緒に見守るだけで楽しいよ」
保護者アイズ。
「よし、じゃあ続きをやろうか」
「こ、今度こそ少しでも借金を減らさなきゃ…」
「アリューシャは億万長者を目指すぞ!」
「億万長者も良いけど、まずは借金を減らすことから始めようね、アリューシャ」
「僕は、このまま勝ち組人生を謳歌したいですね」
…。
『青薔薇連合会』の幹部組が、ボードゲームを囲んでワイワイ。
しかも、それをわざと俺の部屋でやりやがる。
家主の許可もなく。勝手に。
…ただでさえイライラしてる時に、目の前で人生楽しんでる奴らがいたら。
ブチギレたくなるのも当然というものだろう?
…しばらく黙って聞いていたが、いよいよ我慢出来なくなった。
「…お前ら、いい加減にしろよ」
「おっ、ルル公。一緒に人生やる?」
…やんねーよ、馬鹿共め。


