と、いう訳で。
「ルレイアが来てあげましたよー」
「うわっ…」
…うわって何ですか。
まるでお化けでも見たかのように。
「る、ルレイア殿…?どうされたんですか?」
「どうされたんですか、じゃないですよ」
失礼な。
諸手を挙げて喜べ、とまでは言いませんけどね。もう少し歓迎してくれても良いのでは?
「まったく、ルアリスの分際で偉そうに…。ちょっと脱童貞したからって調子に乗っ、いたたたた」
「お前こそ調子に乗るな。ルアリスに失礼だろ、この馬鹿」
ルルシーに耳を引っ張られた。痛い。痛いですって。
乱暴は良くないですよ。
「いえ、あの…大丈夫です」
ほら。ルアリスももう慣れてるから大丈夫だって。
…それはそれでムカつきますね。ルアリスの分際で。慣れてるだと?
「それで、あの、今日は一体…」
どうされたんですか、でしょう?
「ご挨拶ですね。散々俺とルルシーのデートを邪魔して、呼びつけてきた癖に」
呼んでない時に来たら、今度は「何しに来たの」とは。
失礼な奴ですよ。やれやれ。
「そ、それは申し訳ないと思ってますけど…。…デート(?)の邪魔をしてしまって…」
「心配しなくても、デートの予定なんかまったくないからな。ルレイアが勝手にほざいてるだけだ」
え?ルルシー、今何か言いました?
「だから、今度は呼ばれる前に来てやったという訳です。頭良いでしょう?」
「は、はぁ…」
「さぁ。今日はどんなお仕事ですか?俺が何でも、ばっちりお手伝いしてあげますよ」
今日のルアリスは、何やら執務室の机に向かって、書類仕事をしているようだ。
ふーん。忙しそうですね。
「手伝い…ですか…」
「何?迷惑でした?」
「いえ、そんなこと…。むしろ、有り難いです。いつも猫の手も借りたいほどてんてこ舞いですから」
そうだろう、そうだろう。
猫の手より便利な、ルレイアの手を貸してあげますよ。
今ならルルシーの手もセットで。お買い得〜。
「で、今何やってるんですか?それ」
「あ、はい…これは…。国民達から寄せられた意見書を見て、それぞれの対応策を考えているところです」
…ほう?
何だか面白そうなことやってるじゃないですか。
「ルレイアが来てあげましたよー」
「うわっ…」
…うわって何ですか。
まるでお化けでも見たかのように。
「る、ルレイア殿…?どうされたんですか?」
「どうされたんですか、じゃないですよ」
失礼な。
諸手を挙げて喜べ、とまでは言いませんけどね。もう少し歓迎してくれても良いのでは?
「まったく、ルアリスの分際で偉そうに…。ちょっと脱童貞したからって調子に乗っ、いたたたた」
「お前こそ調子に乗るな。ルアリスに失礼だろ、この馬鹿」
ルルシーに耳を引っ張られた。痛い。痛いですって。
乱暴は良くないですよ。
「いえ、あの…大丈夫です」
ほら。ルアリスももう慣れてるから大丈夫だって。
…それはそれでムカつきますね。ルアリスの分際で。慣れてるだと?
「それで、あの、今日は一体…」
どうされたんですか、でしょう?
「ご挨拶ですね。散々俺とルルシーのデートを邪魔して、呼びつけてきた癖に」
呼んでない時に来たら、今度は「何しに来たの」とは。
失礼な奴ですよ。やれやれ。
「そ、それは申し訳ないと思ってますけど…。…デート(?)の邪魔をしてしまって…」
「心配しなくても、デートの予定なんかまったくないからな。ルレイアが勝手にほざいてるだけだ」
え?ルルシー、今何か言いました?
「だから、今度は呼ばれる前に来てやったという訳です。頭良いでしょう?」
「は、はぁ…」
「さぁ。今日はどんなお仕事ですか?俺が何でも、ばっちりお手伝いしてあげますよ」
今日のルアリスは、何やら執務室の机に向かって、書類仕事をしているようだ。
ふーん。忙しそうですね。
「手伝い…ですか…」
「何?迷惑でした?」
「いえ、そんなこと…。むしろ、有り難いです。いつも猫の手も借りたいほどてんてこ舞いですから」
そうだろう、そうだろう。
猫の手より便利な、ルレイアの手を貸してあげますよ。
今ならルルシーの手もセットで。お買い得〜。
「で、今何やってるんですか?それ」
「あ、はい…これは…。国民達から寄せられた意見書を見て、それぞれの対応策を考えているところです」
…ほう?
何だか面白そうなことやってるじゃないですか。


