別に隠さなくても良いんですけどね。
正直が一番ですよ。正直が。
「ち、違うって。本当だよ、本当に私、おうどんだけを食べて…」
「じゃあ、焼き肉うどんですか?」
「そ、そんな訳…」
成程。まだ誤魔化すつもりですか。
なら、こちらも手がありますよ。
「…ちなみに、セカイさんが好きなのはカルビですか。ロースですか?」
「え、私?私はやっぱりカルビかなー。何なら豚肉も好き!」
「ほほう。美味しいですよね」
「そうそう!だからねー、お肉をしこたま焼いて、にんにくソースをたっぷりかけて食べて〜」
「成程。それは美味しそうですね」
「めっちゃ美味しかったー!シメにキムチ大盛りビビンバと、デザートにソフトクリームを食べてきちゃっ、あっ!」
…ふっ。墓穴を掘りましたね?
失言に気づいたのか、セカイさんは青い顔でこちらを見ていた。
「やっぱり焼き肉食べてきたんですね」
「は…は…。計ったな!?」
計ったも何も、匂いでバレバレですし。
「美味しかったですか?」
「もう!美味しかったよ!」
それは良かったですね。
「何でバレるのよー…。ちゃんとブレスケアタブレット食べたのにー」
濃厚な焼き肉の匂いは、タブレットくらいじゃ消えないんですよ。
洋服にも、匂いがしみついてしまっている。
洗濯して、お風呂に入らなきゃ消えません。
「別に隠さなくても、堂々と食べてくれば良いんですよ?」
セカイさんが美味しそうに食べてる顔って、そりゃもう眼福ですからね。
まぁ今回は見れませんでしたけど。
そんなに焼き肉好きなら、今度一緒に行きましょうか。
「だってー…。ルーチェス君がカップ焼きそばで済ませてるのに、私だけお肉食べて…。ビビンバまで食べてきたなんて…。なんか意地汚い子みたいじゃん…」
「意地汚くはないですけど、食い意地は張って、いたたたた済みません」
「は、っ、て、ま、せ、ん!」
鼻をぐいーっと引っ張られた。もげるもげる。
「僕は、たくさんもりもり食べる、健康的なセカイお姉ちゃんが好きですよ」
「そっかー!可愛い弟くん!よーしよしよし」
頭を撫でられた。嬉しい。
にんにく臭いですけど。
「たっぷりお肉を食べて、セカイさんのお腹にもたっぷりとお肉が…いたたたた」
「あら〜?今何か言ったかな〜?」
冗談、冗談ですよ。いえ本気でしたけど。冗談。
「もー…。ルーチェス君がカップ焼きそばなんて食べてると知ってたら、焼き肉テイクアウトしてきたのに…」
「気にしなくて良いですよ」
「でもね、お土産は買ってきたんだよ。私だけ外食して悪いと思って。ほら、デザート」
と言って、セカイさんは黒い紙袋を見せてきた。
…ん?この紙袋。見覚えが。
「じゃーん!見て見て。これね、今すっごい人気なお店なんだよ」
えぇ、知ってます。
「これ、『ブラック・カフェ』の袋ですよね」
「あれっ。ルーチェス君知ってるの?」
知ってるも何も。
今の僕は、亡命中のルレイア師匠に代わって、『ブラック・カフェ』の経営に手を貸している身ですからね。
正直が一番ですよ。正直が。
「ち、違うって。本当だよ、本当に私、おうどんだけを食べて…」
「じゃあ、焼き肉うどんですか?」
「そ、そんな訳…」
成程。まだ誤魔化すつもりですか。
なら、こちらも手がありますよ。
「…ちなみに、セカイさんが好きなのはカルビですか。ロースですか?」
「え、私?私はやっぱりカルビかなー。何なら豚肉も好き!」
「ほほう。美味しいですよね」
「そうそう!だからねー、お肉をしこたま焼いて、にんにくソースをたっぷりかけて食べて〜」
「成程。それは美味しそうですね」
「めっちゃ美味しかったー!シメにキムチ大盛りビビンバと、デザートにソフトクリームを食べてきちゃっ、あっ!」
…ふっ。墓穴を掘りましたね?
失言に気づいたのか、セカイさんは青い顔でこちらを見ていた。
「やっぱり焼き肉食べてきたんですね」
「は…は…。計ったな!?」
計ったも何も、匂いでバレバレですし。
「美味しかったですか?」
「もう!美味しかったよ!」
それは良かったですね。
「何でバレるのよー…。ちゃんとブレスケアタブレット食べたのにー」
濃厚な焼き肉の匂いは、タブレットくらいじゃ消えないんですよ。
洋服にも、匂いがしみついてしまっている。
洗濯して、お風呂に入らなきゃ消えません。
「別に隠さなくても、堂々と食べてくれば良いんですよ?」
セカイさんが美味しそうに食べてる顔って、そりゃもう眼福ですからね。
まぁ今回は見れませんでしたけど。
そんなに焼き肉好きなら、今度一緒に行きましょうか。
「だってー…。ルーチェス君がカップ焼きそばで済ませてるのに、私だけお肉食べて…。ビビンバまで食べてきたなんて…。なんか意地汚い子みたいじゃん…」
「意地汚くはないですけど、食い意地は張って、いたたたた済みません」
「は、っ、て、ま、せ、ん!」
鼻をぐいーっと引っ張られた。もげるもげる。
「僕は、たくさんもりもり食べる、健康的なセカイお姉ちゃんが好きですよ」
「そっかー!可愛い弟くん!よーしよしよし」
頭を撫でられた。嬉しい。
にんにく臭いですけど。
「たっぷりお肉を食べて、セカイさんのお腹にもたっぷりとお肉が…いたたたた」
「あら〜?今何か言ったかな〜?」
冗談、冗談ですよ。いえ本気でしたけど。冗談。
「もー…。ルーチェス君がカップ焼きそばなんて食べてると知ってたら、焼き肉テイクアウトしてきたのに…」
「気にしなくて良いですよ」
「でもね、お土産は買ってきたんだよ。私だけ外食して悪いと思って。ほら、デザート」
と言って、セカイさんは黒い紙袋を見せてきた。
…ん?この紙袋。見覚えが。
「じゃーん!見て見て。これね、今すっごい人気なお店なんだよ」
えぇ、知ってます。
「これ、『ブラック・カフェ』の袋ですよね」
「あれっ。ルーチェス君知ってるの?」
知ってるも何も。
今の僕は、亡命中のルレイア師匠に代わって、『ブラック・カフェ』の経営に手を貸している身ですからね。


