The previous night of the world revolution8~F.D.~

ーーーーー…ルティス帝国の何処かで、ルレイア師匠を陥れる壮大な計画が練られている頃。

アンブローシア家では。







「うーん…」

相変わらず、名簿とパソコンを交互に睨み付けている僕である。

その傍らには、食べかけのカップ焼きそば。

これ、今日の僕の夕ご飯。

いつもは自分で夕飯を作る僕だが、最近はこの作業で忙しく。

ついつい、楽なインスタント食品で済ませてしまっている。

元々僕、カップ麺好きですしね。

これまではカップラーメンばっかりでしたけど、最近カップ焼きそばなるものが存在することを知った。

一度お湯を入れてから、それを捨てるという奇妙奇天烈な発想は、僕を酷く驚かせた。

しかも、これが意外に美味しい。

ちょっと味が濃い目なのがたまりませんね。

そのまま食べても勿論美味しいけど、僕のおすすめは、炒めたキャベツ、もやし、青のりを乗せ。

ついでに生卵をトッピングして食べると、最高に贅沢。

でも、今日は残念ながらアレンジしている時間の余裕がないので、そのまま食べている。

これでも充分美味しいですよね。安心が保証された味って感じがして。

…とはいえ。

僕はそれで良いとして、同居人のセカイさんにまで、カップ麺の食事に付き合わせるのは忍びない。

「じゃあ私が作るよ!」などと面白いことを言っていたような気がするけど、それは聞こえなかったことにして。

「セカイさんだけ外食してきて良いですよ」と言って、セカイさんには外食してもらうことにした。

僕がいない間に、リッチに美味しいものを食べてきてください。

「えー、そんなの悪いよー」と言ってましたが、気にしなくて良いです。

で、そんな経緯で、一人外食に出掛けていたセカイさんだが…。






「ルーチェスくーん!たっだいま〜!」

玄関先から元気な声がして、セカイさんが帰ってきた。

お帰りなさい。