「い…良いのか?これ、俺達が見ても…」
門外不出だろ。試験問題なんて。
「はい。あくまでまだ、案ですし…。それに、ルレイア殿の意見を聞きたくて」
そ、そうか…。
見ても良いなら、ちょっと、見させてもらおうか。
しかし、ルレイアは既に冊子を開いて、問題をガン見していた。
…お前は、もう少し躊躇うことを覚えろ。
じゃあ、俺も遠慮して…。
俺はルレイアの横から、入試問題の冊子を見させてもらった。
うわぁ。
「凄い…難しそうだな…」
まず最初は、国語の問題。
まず冒頭に、何かの本の引用文なのだろう、ずらずらと長い文章が書いてあって。
それを一通り読んでから、各問題に答える、という出題形式である。
せめてマークシート形式だったら、鉛筆転がしで何とか一問、二問くらいは正解出来たかもしれないが。
残念ながら、記号問題はほとんどなく、記述式の問題ばかりだった。
これはキツい。
国語だけでも大変そうなのに、冊子を捲っていくと、次に現れたのは数学の問題。
うわぁ。もっと無理。
何この問題文。暗号か何か?
アリューシャじゃないけど、両手の指を使って答えられない問題は無理だな。
数学のはずなのに、xとかπとか、数字以外の記号も現れてるし。
意味不明過ぎる。ごめんな、俺、馬鹿だから。
ルレイアはこれ、分かるんだろうか…?
数学の次は、外国語、歴史、地理、化学と生物、と続いていった。
俺は途中から目眩がして、ほぼ読めてない。
ルレイアだけが、真剣な眼差しで冊子を眺めていた。
箱庭帝国の学生って凄いんだな。こんな難しそうな問題を解いて…。
きっと、この箱庭帝国国立大学に入学する学生は、さぞかし頭が良いに違いない。
…と、感心していたのも束の間。
「…」
問題用紙の冊子を一通り読み終えたルレイアは、ぱたん、とファイルを閉じた。
「どう…でしたか?入学試験として相応しいでしょうか」
「…入学試験はこれだけですか?ペーパーテストだけで?」
「え?いえ…。一応それと、面接もあります」
マジかよ。面接なんかするの?
企業の就職試験みたいだな。
無知な俺は、学校を受験する為に、面接が必要だということさえ知らなかった。
面接って…何聞くの?「本校を受験した動機を教えてください」とか?
そんなこと言われてもな…。思いつかないよ。
学生服を着た高校生が、真面目な顔をして面接官の前に座っている姿を想像して。
あぁ、最近の学生って大変なんだなぁ、としみじみ思った。
しかし、ルレイアは。
「へぇ、このペーパーテストと面接だけ…。済みませんね、俺、大学の入学試験の話をしているものと思ってましたけど、これ、高校の入学試験の話でしたか?」
…早速、嫌味が炸裂。
門外不出だろ。試験問題なんて。
「はい。あくまでまだ、案ですし…。それに、ルレイア殿の意見を聞きたくて」
そ、そうか…。
見ても良いなら、ちょっと、見させてもらおうか。
しかし、ルレイアは既に冊子を開いて、問題をガン見していた。
…お前は、もう少し躊躇うことを覚えろ。
じゃあ、俺も遠慮して…。
俺はルレイアの横から、入試問題の冊子を見させてもらった。
うわぁ。
「凄い…難しそうだな…」
まず最初は、国語の問題。
まず冒頭に、何かの本の引用文なのだろう、ずらずらと長い文章が書いてあって。
それを一通り読んでから、各問題に答える、という出題形式である。
せめてマークシート形式だったら、鉛筆転がしで何とか一問、二問くらいは正解出来たかもしれないが。
残念ながら、記号問題はほとんどなく、記述式の問題ばかりだった。
これはキツい。
国語だけでも大変そうなのに、冊子を捲っていくと、次に現れたのは数学の問題。
うわぁ。もっと無理。
何この問題文。暗号か何か?
アリューシャじゃないけど、両手の指を使って答えられない問題は無理だな。
数学のはずなのに、xとかπとか、数字以外の記号も現れてるし。
意味不明過ぎる。ごめんな、俺、馬鹿だから。
ルレイアはこれ、分かるんだろうか…?
数学の次は、外国語、歴史、地理、化学と生物、と続いていった。
俺は途中から目眩がして、ほぼ読めてない。
ルレイアだけが、真剣な眼差しで冊子を眺めていた。
箱庭帝国の学生って凄いんだな。こんな難しそうな問題を解いて…。
きっと、この箱庭帝国国立大学に入学する学生は、さぞかし頭が良いに違いない。
…と、感心していたのも束の間。
「…」
問題用紙の冊子を一通り読み終えたルレイアは、ぱたん、とファイルを閉じた。
「どう…でしたか?入学試験として相応しいでしょうか」
「…入学試験はこれだけですか?ペーパーテストだけで?」
「え?いえ…。一応それと、面接もあります」
マジかよ。面接なんかするの?
企業の就職試験みたいだな。
無知な俺は、学校を受験する為に、面接が必要だということさえ知らなかった。
面接って…何聞くの?「本校を受験した動機を教えてください」とか?
そんなこと言われてもな…。思いつかないよ。
学生服を着た高校生が、真面目な顔をして面接官の前に座っている姿を想像して。
あぁ、最近の学生って大変なんだなぁ、としみじみ思った。
しかし、ルレイアは。
「へぇ、このペーパーテストと面接だけ…。済みませんね、俺、大学の入学試験の話をしているものと思ってましたけど、これ、高校の入学試験の話でしたか?」
…早速、嫌味が炸裂。


