The previous night of the world revolution8~F.D.~

超絶不機嫌になりながらも。

俺は、仕方なーくルルシーと共に、『青薔薇委員会』本部に向かった。

「来たぞ、ルアリス」

「あ、ルルシー殿。ルレイア殿も、おはようございます」

ルルシーが声をかけると、ルアリスは気さくに挨拶してきた。

…けっ。

「早速来てくださったんですね。ありがとうございます…。…って、ルレイア殿?」

俺が超不機嫌な顔をしていることに気づいたのか、ルアリスが首を傾げた。

「多忙を極めるこの俺を、わざわざ朝っぱらから呼び出したからには…相当大事な用事があったんでしょうね?」

「えっ…」

愕然とするルアリス。

「きっと箱庭帝国存亡の危機とか、そういう案件ですね。そうに違いない。でなきゃ、この俺を呼び出す理由にはならな、いたたたた」

「亡命させてもらってる身で、偉そうなことを言うんじゃない」

「りゅひゅしー、いひゃいれす〜」

ほっぺをつままないでください。

DVですよこれは。立派なDV。

「ごめんな。別に何の用事もなかったから。遠慮なく呼び出してくれ」

そんな。ルルシーとの箱庭帝国観光という、大切な用事があったじゃないですか。

まったくもう。ルルシーったらシャイなんだから。

「…それで?俺に何の用ですか」

良いですよ、別に。

俺は聞き分けの良い子ですから。

「あ、はい。…ちょっと、一緒についてきてもらって良いですか?」

あん?

「実際の現場を見て欲しいんです。ルレイア殿の意見を聞きたくて」

だ、そうだ。

「…仕方ないですね。ルルシーに免じて、ついていってあげますよ」

「ありがとうございます」

出血大サービスですからね、これ。