さぁ、楽しい試着の後は。
「それじゃ、お次は試食会になります」
実際の結婚披露宴で出される、フルコース料理の試食会である。
これもブライダルフェアの楽しみの一つですよね。
「どうぞ、皆さんゆっくり召し上がってくださいね」
テーブルの上には、豪華絢爛な結婚披露宴のフルコース料理が並んでいた。
他の参加者達は、嬉しそうに料理を食べ始めたが。
俺とルルシーの二人は。
「凄いですね、これ」
「…あぁ…。ある意味芸術点高いな」
テーブルの上に並んだ料理に、目を丸くしていた。
料理、ぜーんぶ真っ白。
白い皿の上に、白い食べ物が並んでいる。
それを、白いフォークと白いスプーンで食べる。
「ま、まぁ…ルレイアの『ブラック・カフェ』のグロい料理よりは、まだ白い方がマシだな」
ちょっとルルシー。それどういう意味ですか。
料理が黒いと、食欲そそられるでしょう?
ルルシーはスプーンを手にして、まずはスープから口をつけたが。
「熱っ」
「おっと。大丈夫ですか?」
ルルシーはビクッとして、目を白黒させていた。可愛い。
…よく見たら、このスープ。
とんでもなく熱いらしく、もうもうと湯気が出てますね。
「このスープ…。何でこんなに熱いんだ…?」
というルルシーの呟きが聞こえたかのように。
式場スタッフガイドさんが、笑顔で料理の説明を始めた。
「本日のスープは、お二人がいつまでもアツアツ夫婦であることを祈って、アッツアツのチーズスープになります」
とのこと。
成程。そういう験担ぎなんですね。
「そういうことは、もっと早く言ってくれよ…。俺、舌火傷したよ…」
お冷やの水を飲んで、舌を冷却するルルシー。
「…とにかく、スープはもうちょっと冷めるまで残すとして…。先にこの前菜を食べるか…」
と言って、ルルシーは前菜を食べ始めた。
前菜は、白い野菜のサラダに、プチプチたした真っ白な魚卵のソースをかけた料理である。
俺も食べてみたけど、結構美味しい。
「どうですか?ルルシー。味は」
「うん、美味いな…。この野菜もそうだけど、プチプチした魚卵が美味いよ」
それは何よりですねー。
「本日の前菜は、シェルドニアシロガマガエルの卵で和えた野菜サラダになりまーす」
と、ガイドさん。
へぇー、成程。
「…え。カエル?」
ルルシーの顔が真っ青になってますけど、きっと気の所為ですね。
分かってて食べてたんじゃないんですか?
「…め、メイン料理食べよう。メイン料理は、普通のステーキだ…。白い肉だけど…」
ルルシーは震え声で、メイン料理のステーキにナイフを入れた。
「う、うん…。ステーキ美味いぞ、ルレイア」
「それは良かったですね」
「そちらのメイン料理、気に入っていただけましたか?」
俺達の会話を聞いていたのか、式場ガイドさんが話しかけてきた。
「それじゃ、お次は試食会になります」
実際の結婚披露宴で出される、フルコース料理の試食会である。
これもブライダルフェアの楽しみの一つですよね。
「どうぞ、皆さんゆっくり召し上がってくださいね」
テーブルの上には、豪華絢爛な結婚披露宴のフルコース料理が並んでいた。
他の参加者達は、嬉しそうに料理を食べ始めたが。
俺とルルシーの二人は。
「凄いですね、これ」
「…あぁ…。ある意味芸術点高いな」
テーブルの上に並んだ料理に、目を丸くしていた。
料理、ぜーんぶ真っ白。
白い皿の上に、白い食べ物が並んでいる。
それを、白いフォークと白いスプーンで食べる。
「ま、まぁ…ルレイアの『ブラック・カフェ』のグロい料理よりは、まだ白い方がマシだな」
ちょっとルルシー。それどういう意味ですか。
料理が黒いと、食欲そそられるでしょう?
ルルシーはスプーンを手にして、まずはスープから口をつけたが。
「熱っ」
「おっと。大丈夫ですか?」
ルルシーはビクッとして、目を白黒させていた。可愛い。
…よく見たら、このスープ。
とんでもなく熱いらしく、もうもうと湯気が出てますね。
「このスープ…。何でこんなに熱いんだ…?」
というルルシーの呟きが聞こえたかのように。
式場スタッフガイドさんが、笑顔で料理の説明を始めた。
「本日のスープは、お二人がいつまでもアツアツ夫婦であることを祈って、アッツアツのチーズスープになります」
とのこと。
成程。そういう験担ぎなんですね。
「そういうことは、もっと早く言ってくれよ…。俺、舌火傷したよ…」
お冷やの水を飲んで、舌を冷却するルルシー。
「…とにかく、スープはもうちょっと冷めるまで残すとして…。先にこの前菜を食べるか…」
と言って、ルルシーは前菜を食べ始めた。
前菜は、白い野菜のサラダに、プチプチたした真っ白な魚卵のソースをかけた料理である。
俺も食べてみたけど、結構美味しい。
「どうですか?ルルシー。味は」
「うん、美味いな…。この野菜もそうだけど、プチプチした魚卵が美味いよ」
それは何よりですねー。
「本日の前菜は、シェルドニアシロガマガエルの卵で和えた野菜サラダになりまーす」
と、ガイドさん。
へぇー、成程。
「…え。カエル?」
ルルシーの顔が真っ青になってますけど、きっと気の所為ですね。
分かってて食べてたんじゃないんですか?
「…め、メイン料理食べよう。メイン料理は、普通のステーキだ…。白い肉だけど…」
ルルシーは震え声で、メイン料理のステーキにナイフを入れた。
「う、うん…。ステーキ美味いぞ、ルレイア」
「それは良かったですね」
「そちらのメイン料理、気に入っていただけましたか?」
俺達の会話を聞いていたのか、式場ガイドさんが話しかけてきた。


