The previous night of the world revolution8~F.D.~

ーーーーー…さて、話を戻して。

こちらはシェルドニア王国。

因縁深いこの国で、俺は今度はルリシヤではなく、ルレイアと二人暮らしを始めた。

ルシードに用意されたアパートの一室で、朝を迎えた俺達は。

朝食を食べに、二人で近所にある食堂に向かった。

以前の件があって、シェルドニア語はそこそこ覚えているので。

ルレイアに通訳を頼まなくても、ちゃんと自分で注文出来た。

…で、そこで朝食を食べたんだけど。

真っ白なスープ(ミルクスープ?)に、真っ白い麺が入ったスープ麺だった。

麺料理屋だったらしい。

どうやら麺料理のトッピングは真っ白な茹で卵に、大量の白髪ネギ、そして何故か湯豆腐が入っていた。

見事に白ばっかり。

しかし、味は意外と美味しかった。

飲み物は、真っ白な液体がマグカップに入れられて出てきた。

ホットミルクかなと思ったけど、味はまさかのフルーツジュースっぽい味だった。

口の中が大パニック。

ともあれ、食事も済んだことだし。

アパートに戻って、目立たないように大人しく暮らし、

「さてルルシー。腹ごしらえも済んだことですし、気晴らしにお買い物に行きましょうか!」

「…」

…そんな凄い良い笑顔で言われてしまうと、こちらとしては何も言い返せない。

…って、そんな訳があるか。

「ちょっと待て、ルレイア。そんな悠長なことしてる場合じゃないだろ。俺達は亡命中の身なんだから、目立たないように大人しく、」

「さぁ行きましょう!レッツショッピング〜」

「ちょ、おま、こらっ!」

ルレイアに、強引に腕を掴まれ。

半ば引き摺られるようにして、強制的に連れて行かれてしまった。

分かった、分かったから腕を組むのやめてくれ。