占いが終わるまで、じーっと待つこと30分ほど。
「あ、フューニャ…」
「…」
寝室から、フューニャが戻ってきた。
占い、終わったんだろうか。
「どうだった…?」
「…」
フューニャの顔色は、冴えなかった。
…何、その顔。
もしかしてヤバいってこと…?
「そんな…。ルルシーさんとルレイアさんに、何か…」
「…落ち着いてください。これはあくまで占い。約束された未来予知ではありません」
と、ようやく口を開いたフューニャが言った。
それってやっぱり、悪い未来が見えたってことじゃないか。
「お二人に、あまり良くないものが迫っているようですね」
「…あぁ。そうだと思う」
「しかし、今回はシェルドニア王国の時とは違って…遠くではなく、近くに感じます。近くにある…とても小さな悪意です」
え、小さいの?
意外…。
「小さいってことは…大したことな、」
「小さい代わりに、とても強いです。強く、深い悪意を感じます」
マジかよ。
浅く広い、ではなく、狭く深い、ってことか?
「過去から来た亡霊です。強い悪意に満ちた亡霊…。しかも、一つではありません。二つ…三つほど見えます」
み、三つも…?
「それって…大丈夫なのか…?」
「…」
ちょ、無言にならないでくれよ。不安が募る。
「一体…どうしたら良いんだ?どうすれば、ルルシーさんとルレイアさんを救ってあげられる…?」
「…占いは、あくまで占いですから。確かなことは言えません。ただ…」
「…ただ?」
「あなたの上司さん達には、強く深い悪意が迫っています。しかし、彼らの悪意に負けないくらい、こちらもまた深い闇を抱えてます」
…それって…。
「強い悪意と、深い闇。これらが互いにぶつかり合って…せめぎ合っているのを感じます。この先どうなるかは、私にも…」
「…そうか」
「…ルヴィアさん?」
さっきまで、不安が募るばかりだったけど。
それを聞いて、少し希望が湧いてきた。
「大丈夫だ…。あの人…ルレイアさんの抱える闇は、とてつもなく深くて、底知れない…」
例えどれほど、強く深い悪意が襲いかかろうとも。
あの人の持つ闇に、打ち勝てる者がいるはずがないのだから。
「…信じて、俺に出来ることをするよ。ありがとう、フューニャ」
「…はい。ルヴィアさんの助けになったなら良かったです」
微笑みを浮かべるフューニャの頭に、俺はそっと手のひらを乗せた。
「あ、フューニャ…」
「…」
寝室から、フューニャが戻ってきた。
占い、終わったんだろうか。
「どうだった…?」
「…」
フューニャの顔色は、冴えなかった。
…何、その顔。
もしかしてヤバいってこと…?
「そんな…。ルルシーさんとルレイアさんに、何か…」
「…落ち着いてください。これはあくまで占い。約束された未来予知ではありません」
と、ようやく口を開いたフューニャが言った。
それってやっぱり、悪い未来が見えたってことじゃないか。
「お二人に、あまり良くないものが迫っているようですね」
「…あぁ。そうだと思う」
「しかし、今回はシェルドニア王国の時とは違って…遠くではなく、近くに感じます。近くにある…とても小さな悪意です」
え、小さいの?
意外…。
「小さいってことは…大したことな、」
「小さい代わりに、とても強いです。強く、深い悪意を感じます」
マジかよ。
浅く広い、ではなく、狭く深い、ってことか?
「過去から来た亡霊です。強い悪意に満ちた亡霊…。しかも、一つではありません。二つ…三つほど見えます」
み、三つも…?
「それって…大丈夫なのか…?」
「…」
ちょ、無言にならないでくれよ。不安が募る。
「一体…どうしたら良いんだ?どうすれば、ルルシーさんとルレイアさんを救ってあげられる…?」
「…占いは、あくまで占いですから。確かなことは言えません。ただ…」
「…ただ?」
「あなたの上司さん達には、強く深い悪意が迫っています。しかし、彼らの悪意に負けないくらい、こちらもまた深い闇を抱えてます」
…それって…。
「強い悪意と、深い闇。これらが互いにぶつかり合って…せめぎ合っているのを感じます。この先どうなるかは、私にも…」
「…そうか」
「…ルヴィアさん?」
さっきまで、不安が募るばかりだったけど。
それを聞いて、少し希望が湧いてきた。
「大丈夫だ…。あの人…ルレイアさんの抱える闇は、とてつもなく深くて、底知れない…」
例えどれほど、強く深い悪意が襲いかかろうとも。
あの人の持つ闇に、打ち勝てる者がいるはずがないのだから。
「…信じて、俺に出来ることをするよ。ありがとう、フューニャ」
「…はい。ルヴィアさんの助けになったなら良かったです」
微笑みを浮かべるフューニャの頭に、俺はそっと手のひらを乗せた。


