The previous night of the world revolution8~F.D.~

「夜更かしは肌に悪いですよ?」

「いや…俺はお前じゃないんだから、別に肌は気にしてないし…」

「一人で寝るの、寂しいじゃないですか」

一緒に寝ましょうよ。

夜更しは良くないですよ?

「ねぇルルシ〜。寝ましょうよ〜」

「あー、もう…はいはい、分かった…。寝るよ」

俺が説得すると、ルルシーは渋々頷いた。

やった。

「何なら、俺と同じベッドで寝っ、」

「良いか、絶対俺のベッドに入ってくるなよ。一歩でも入ってきたら部屋から追い出す」

「もー…。ルルシーったらシャイなんだから…」

分かりましたよ。

俺だって、この寒いのに、廊下で寝たくはありませんからね。

ここが帝国自警団じゃなかったらなぁ…。夜這いするのに…。

隣のベッドにルルシーがいるのに、手出し出来ないなんて…。

美味しい餌を前に、お預けされてるようなものですよ。

いっそ寝ぼけたってことにして襲うか…?

と、真剣に考えていたら。

「…おい、ルレイア。お前今、良からぬことを考えてるだろ」

ぎくっ。

ルルシー、何でそんなに俺のことよく分かってるんですか?

「まさかぁ…。良からぬことなんて考えてませんよ」

「じゃあ何を考えてたのか言ってみろ」

「いっそ夜這いしようかなって考えてました」

「ほらな、言わんこっちゃない。…絶対やめろよ」

そんな真顔で言わないでくださいよ。傷つくじゃないですか。

仕方ない…。夜這いは勘弁してあげますか。

「分かりましたよぅ…。大人しく寝ますから、追い出すのは勘弁してください」

「はいはい。分かったから早く寝てくれ」

もー。急かさないでくださいよ。

「じゃあルルシー。お休みなさい」

「あぁ、お休み。…良い夢見ろよ」

聞きました?今の台詞。

完全に殺し文句ですよ。

俺は枕にぽふっと頭を預け、そのままルルシーとの甘美な夜を妄想しながら、眠りについた。 

いやぁ。めっちゃ良い夢見られそうな気がしますね。