ーーーーー…帝国自警団に匿われてから、およそ5日ほどが経ったある日の夜。
「見てください、ルルシー」
「あ…?何を?」
何を、じゃないですよ、もう。
冗談キツいんですから。
「ほらほら、これですよ」
と言って、俺は自分の顔を指差した。
「…何?前髪でも切った?」
もー、ルルシーったら恥ずかしがり屋さん。
残念ながら前髪は変わってません。
そうじゃなくて…。
「お肌ですよ。俺の美肌!さっきフェイスパックしたばっかりなんです!」
「あ、そう…」
「どうですか?うるうるつやつやでしょう?」
「いや、別に…特にいつもと変わらないけど…」
え?雪のような肌で見惚れちゃったって?
「いやーん、ルルシーったら褒め上手なんですから!」
「…俺、今褒めたっけ?幻聴聞こえてない?」
俺にはちゃんと聞こえましたよ。ルルシーの褒め言葉が。
俺のうるうる美肌には、ルルシーもノックアウトですね。
「まぁ、何にせよ、顔の手入れするほどの余裕があるんなら良いよ…」
と、ルルシー。
勿論。俺は元気いっぱいですよ。
…そして、こうしてわざわざ寝る前に肌の手入れをしたのには、理由がある。
「…さぁルルシー。そろそろやる気が出てきたでしょう?」
「は?何の?」
「何のって…もー、そんなの決まってるじゃないですか!新婚夫婦が夜にすることと言ったらひと、」
「あー、はいはい。そういうのはいいからな」
「ちょっとルルシぃぃぃ!」
ルルシーは興味を失ったかのごとく、くるっとそっぽを向いた。
酷い。どう思います?これ。
夜の夫婦生活がないなんて、夫婦として危機ですよこれは。
「ほらほら。俺の肌すべすべですよ?触ったら気持ち良いですよ?ルルシーなら触りたい放題ですよ!」
「そうか。さっさと寝ろ」
「ルルシぃぃ〜っ!!」
「くっつくな!」
しっしっ、と追い払われた。犬みたいに。
酷いですよ。シュノさんがいてくれたら、泣いてすがりつくところですよ。
「うぅ、酷い…。俺に…一人で枕を濡らしながら寝ろと言うんですね…?」
「その通りだ。さっさと寝ろ」
聞きました?今の。
もういっそ夜這いして既成事実作っちゃおうかな。
「ルルシーが構ってくれない…。倦怠期ですか…?」
「…何言ってんだお前は…」
「ふーん、良いですもん…。こんな時の為に、ルリシヤが隠し撮りしてくれたルルシーのお宝画像フォルダを眺めながら寝よう…」
「おい。ちょっと待て、何だそれは。まるごと削除しろ」
嫌ですよ。これは俺の宝物なんですから。
死ぬほどコピーして複数のメモリーカードに保存してあるので、絶対消せませんよ。
俺は、一人寂しくベッドに入った…のだが。
「…ルルシーは、まだ寝ないんですか?」
「ん…?あぁ」
ルルシーは、未だに寝る支度をせずに、普段着のままソファに座っていた。
「見てください、ルルシー」
「あ…?何を?」
何を、じゃないですよ、もう。
冗談キツいんですから。
「ほらほら、これですよ」
と言って、俺は自分の顔を指差した。
「…何?前髪でも切った?」
もー、ルルシーったら恥ずかしがり屋さん。
残念ながら前髪は変わってません。
そうじゃなくて…。
「お肌ですよ。俺の美肌!さっきフェイスパックしたばっかりなんです!」
「あ、そう…」
「どうですか?うるうるつやつやでしょう?」
「いや、別に…特にいつもと変わらないけど…」
え?雪のような肌で見惚れちゃったって?
「いやーん、ルルシーったら褒め上手なんですから!」
「…俺、今褒めたっけ?幻聴聞こえてない?」
俺にはちゃんと聞こえましたよ。ルルシーの褒め言葉が。
俺のうるうる美肌には、ルルシーもノックアウトですね。
「まぁ、何にせよ、顔の手入れするほどの余裕があるんなら良いよ…」
と、ルルシー。
勿論。俺は元気いっぱいですよ。
…そして、こうしてわざわざ寝る前に肌の手入れをしたのには、理由がある。
「…さぁルルシー。そろそろやる気が出てきたでしょう?」
「は?何の?」
「何のって…もー、そんなの決まってるじゃないですか!新婚夫婦が夜にすることと言ったらひと、」
「あー、はいはい。そういうのはいいからな」
「ちょっとルルシぃぃぃ!」
ルルシーは興味を失ったかのごとく、くるっとそっぽを向いた。
酷い。どう思います?これ。
夜の夫婦生活がないなんて、夫婦として危機ですよこれは。
「ほらほら。俺の肌すべすべですよ?触ったら気持ち良いですよ?ルルシーなら触りたい放題ですよ!」
「そうか。さっさと寝ろ」
「ルルシぃぃ〜っ!!」
「くっつくな!」
しっしっ、と追い払われた。犬みたいに。
酷いですよ。シュノさんがいてくれたら、泣いてすがりつくところですよ。
「うぅ、酷い…。俺に…一人で枕を濡らしながら寝ろと言うんですね…?」
「その通りだ。さっさと寝ろ」
聞きました?今の。
もういっそ夜這いして既成事実作っちゃおうかな。
「ルルシーが構ってくれない…。倦怠期ですか…?」
「…何言ってんだお前は…」
「ふーん、良いですもん…。こんな時の為に、ルリシヤが隠し撮りしてくれたルルシーのお宝画像フォルダを眺めながら寝よう…」
「おい。ちょっと待て、何だそれは。まるごと削除しろ」
嫌ですよ。これは俺の宝物なんですから。
死ぬほどコピーして複数のメモリーカードに保存してあるので、絶対消せませんよ。
俺は、一人寂しくベッドに入った…のだが。
「…ルルシーは、まだ寝ないんですか?」
「ん…?あぁ」
ルルシーは、未だに寝る支度をせずに、普段着のままソファに座っていた。


