「凄い、これ美味しい。ただの野菜スープなのに、何でこんなに美味しいの?」
「ふっふっふ。美味しいでしょう?ルルシーの料理は最高なんですよ」
…何でお前が得意げなんだ?ルレイア。
「何せ、隠し味にルルシーの手汗がたっぷりと、もごもごもご」
「要らんことを言うな」
食欲が失せるだろうが。馬鹿。
ちゃんと手ぇ拭いてから作ってるよ。失礼な。
しかし有り難いことに、ブロテはそんな細かいことは気にしないタイプだった。
「凄いね、器用なんだ」
パクパクとミネストローネを食べながら、ブロテが俺に言った。
そんな…器用とかそういう訳じゃ。
「レシピがあるから…誰にでも出来るよ」
「自警団では、料理をする人って滅多にいないから…。普段もお弁当だし」
そうなんだ。
それで、あのジャンクフード漬けの食生活が出来上がったのか…。
ミネストローネをパクパク食べてる辺り、別に野菜が嫌いだから食べないって訳じゃないみたいだな。
「…悪いんだけどさ、今度から俺とルレイアの食事は、自分で作っても良いかな」
「えっ。そんなこと出来るの?」
「まぁ…。やろうと思えばな」
今、部屋の中に軟禁されてるだけで、他にすることないし。
…正直、自警団側が用意してくれる弁当は、カロリー過多で食欲が湧かない。
「すごーい…。ルルシー卿って、料理上手なんだ…」
「そうなんですよ。俺の奥さん、凄いでしょう?」
「うん、凄いね」
何でお前が得意げなんだ、ルレイア。
…で、誰が奥さんだって?
適当なこと言ってんじゃねぇぞ。
「それに、俺は大したことねぇよ…。ルリシヤとかルーチェスに比べたら…。俺なんてまだまだだよ」
「え、ルリシヤとルーチェスって…幹部仲間の人達だよね?」
ブロテも知っていたか。
「あぁ。あいつらは…本当に料理上手いぞ」
「へぇ…。こんなに美味しいスープを作れるルルシー卿がそこまで言うなんて…。本当に上手いんだろうね」
「俺はルルシーのご飯、好きですけどね」
と、ルレイア。
ありがとうな、そう言ってくれて。
でも…俺としては、正直ちょっと劣等感感じてたんだよ。
「ルリシヤはともかく、最近料理を始めたばかりのルーチェスにさえ負けてるからな…。別に張り合ってるつもりはないけど…」
「まぁ、ルーチェスは俺に似て、手先が器用ですからね」
そうだな。
自画自賛も良いところの台詞だが、事実だから言い返せない。
「じゃあルルシーがわざわざ料理の本をリクエストしたのは、これが理由なんですか?料理の腕を磨く為に?」
「え?いや…まぁ、確かにそれもあるけど、一番はルレイアに食べて欲しかっ、」
「…もしかして俺の為、なんですか?」
「…」
ルレイアの、キラッキラ輝く眼差しを見て。
やべぇ、失言だったと気づいた。
が、もう遅かった。
「ルルシーが…ルルシーが俺の為に…」
「…いや、あの、違うからなルレイア。今のは言葉の綾、」
「ルルシぃぃぃっ!」
「ちょ、くっつくな!!」
自分の為と聞いて、感激のあまり飛びついてくるルレイアを。
「二人共、本当に仲良しなんだね」
ドン引きするどころか、微笑ましそうに見ているのだから、ブロテの器の深さは底知れない。
「ふっふっふ。美味しいでしょう?ルルシーの料理は最高なんですよ」
…何でお前が得意げなんだ?ルレイア。
「何せ、隠し味にルルシーの手汗がたっぷりと、もごもごもご」
「要らんことを言うな」
食欲が失せるだろうが。馬鹿。
ちゃんと手ぇ拭いてから作ってるよ。失礼な。
しかし有り難いことに、ブロテはそんな細かいことは気にしないタイプだった。
「凄いね、器用なんだ」
パクパクとミネストローネを食べながら、ブロテが俺に言った。
そんな…器用とかそういう訳じゃ。
「レシピがあるから…誰にでも出来るよ」
「自警団では、料理をする人って滅多にいないから…。普段もお弁当だし」
そうなんだ。
それで、あのジャンクフード漬けの食生活が出来上がったのか…。
ミネストローネをパクパク食べてる辺り、別に野菜が嫌いだから食べないって訳じゃないみたいだな。
「…悪いんだけどさ、今度から俺とルレイアの食事は、自分で作っても良いかな」
「えっ。そんなこと出来るの?」
「まぁ…。やろうと思えばな」
今、部屋の中に軟禁されてるだけで、他にすることないし。
…正直、自警団側が用意してくれる弁当は、カロリー過多で食欲が湧かない。
「すごーい…。ルルシー卿って、料理上手なんだ…」
「そうなんですよ。俺の奥さん、凄いでしょう?」
「うん、凄いね」
何でお前が得意げなんだ、ルレイア。
…で、誰が奥さんだって?
適当なこと言ってんじゃねぇぞ。
「それに、俺は大したことねぇよ…。ルリシヤとかルーチェスに比べたら…。俺なんてまだまだだよ」
「え、ルリシヤとルーチェスって…幹部仲間の人達だよね?」
ブロテも知っていたか。
「あぁ。あいつらは…本当に料理上手いぞ」
「へぇ…。こんなに美味しいスープを作れるルルシー卿がそこまで言うなんて…。本当に上手いんだろうね」
「俺はルルシーのご飯、好きですけどね」
と、ルレイア。
ありがとうな、そう言ってくれて。
でも…俺としては、正直ちょっと劣等感感じてたんだよ。
「ルリシヤはともかく、最近料理を始めたばかりのルーチェスにさえ負けてるからな…。別に張り合ってるつもりはないけど…」
「まぁ、ルーチェスは俺に似て、手先が器用ですからね」
そうだな。
自画自賛も良いところの台詞だが、事実だから言い返せない。
「じゃあルルシーがわざわざ料理の本をリクエストしたのは、これが理由なんですか?料理の腕を磨く為に?」
「え?いや…まぁ、確かにそれもあるけど、一番はルレイアに食べて欲しかっ、」
「…もしかして俺の為、なんですか?」
「…」
ルレイアの、キラッキラ輝く眼差しを見て。
やべぇ、失言だったと気づいた。
が、もう遅かった。
「ルルシーが…ルルシーが俺の為に…」
「…いや、あの、違うからなルレイア。今のは言葉の綾、」
「ルルシぃぃぃっ!」
「ちょ、くっつくな!!」
自分の為と聞いて、感激のあまり飛びついてくるルレイアを。
「二人共、本当に仲良しなんだね」
ドン引きするどころか、微笑ましそうに見ているのだから、ブロテの器の深さは底知れない。


