…で、それから約一時間後。
「よし…。こんなもんかな…」
鍋の蓋を開けると、ミネストローネがぐつぐつと美味しそうな音を立てていた。
うん。トマトの酸味が良い感じ。
トマト缶を使わず、生のトマトを煮込んで作った逸品である。
…って、レシピ通り作っただけだけどな。
「わーい。さすがルルシー。美味しそうですね」
ここ数日で一番嬉しそうなルレイアである。
良かった。喜んでもらえたようで。
「ちょっと早いけど…。早速食べるか?」
「はい。出来立てをいただきます」
よし。
「『青薔薇連合会』の幹部が…本当に料理を作ってるなんて…」
ルレイアと一緒に、俺の後ろで見ていたブロテもびっくりである。
…あのな。なんか誤解してるのかもしれないけど。
『青薔薇連合会』の幹部だって、普通の人間だからな。
料理くらい作るよ。
「…良かったら、ブロテも食べてみるか?」
「えっ、良いの?」
「こんなもので良ければ…。毒とかは入れてないから安心してくれ」
「うん、大丈夫。そんな心配はしてない」
そうか。
まぁ、ジャンクフード大好きなブロテの口に合うかどうかは分からないが。
たまには野菜も食べた方が良いと思うぞ。
出来立てのミネストローネを、深いスープ更に入れて、スプーンと共にテーブルに置く。
ここ数日、大いに不足している栄養を補う為に、大量の野菜をたっぷり使用している。
「いただきまーす」
「はい、どうぞ…」
ルレイアは大喜びでスプーンを手に取り、ミネストローネを頬張っていた。
「…どうだ?美味い?」
レシピ通り作ったから、味は大丈夫だと思うけど…。
「はい!ルルシーの愛情がたっぷりこもってて美味しいですよ」
「そうか。愛情は1グラムも入ってないが、美味しいなら良かったよ」
「もー。ルルシーったらシャイなんだから〜」
うるせぇ。黙って食べてろ。
何ならおかわりもあるぞ。
俺もひとくち味見してみたけど、トマトの酸味が効いていて、結構美味しい。
うん。これはなかなか。
久し振りに、まともに野菜を摂取したような気がするよ。
…そうだ、ブロテは。
ちらりとブロテの方を見ると、目の前のスープ皿を、しげしげと眺めていた。
「…別に怪しいものは入ってないぞ。食べてみろよ」
「う、うん…。じゃあ、いただきます」
ブロテは恐る恐る、スプーンを口に入れた。
「はむっ…」
「…どうだ?口に合ったか?」
「…!美味しい…!」
野菜たっぷりミネストローネに、ブロテの目が輝いた。
良かった。ジャンクフードが好きだけど、野菜が食べられない訳じゃなかったんだな。
アリューシャより大人だ。
「よし…。こんなもんかな…」
鍋の蓋を開けると、ミネストローネがぐつぐつと美味しそうな音を立てていた。
うん。トマトの酸味が良い感じ。
トマト缶を使わず、生のトマトを煮込んで作った逸品である。
…って、レシピ通り作っただけだけどな。
「わーい。さすがルルシー。美味しそうですね」
ここ数日で一番嬉しそうなルレイアである。
良かった。喜んでもらえたようで。
「ちょっと早いけど…。早速食べるか?」
「はい。出来立てをいただきます」
よし。
「『青薔薇連合会』の幹部が…本当に料理を作ってるなんて…」
ルレイアと一緒に、俺の後ろで見ていたブロテもびっくりである。
…あのな。なんか誤解してるのかもしれないけど。
『青薔薇連合会』の幹部だって、普通の人間だからな。
料理くらい作るよ。
「…良かったら、ブロテも食べてみるか?」
「えっ、良いの?」
「こんなもので良ければ…。毒とかは入れてないから安心してくれ」
「うん、大丈夫。そんな心配はしてない」
そうか。
まぁ、ジャンクフード大好きなブロテの口に合うかどうかは分からないが。
たまには野菜も食べた方が良いと思うぞ。
出来立てのミネストローネを、深いスープ更に入れて、スプーンと共にテーブルに置く。
ここ数日、大いに不足している栄養を補う為に、大量の野菜をたっぷり使用している。
「いただきまーす」
「はい、どうぞ…」
ルレイアは大喜びでスプーンを手に取り、ミネストローネを頬張っていた。
「…どうだ?美味い?」
レシピ通り作ったから、味は大丈夫だと思うけど…。
「はい!ルルシーの愛情がたっぷりこもってて美味しいですよ」
「そうか。愛情は1グラムも入ってないが、美味しいなら良かったよ」
「もー。ルルシーったらシャイなんだから〜」
うるせぇ。黙って食べてろ。
何ならおかわりもあるぞ。
俺もひとくち味見してみたけど、トマトの酸味が効いていて、結構美味しい。
うん。これはなかなか。
久し振りに、まともに野菜を摂取したような気がするよ。
…そうだ、ブロテは。
ちらりとブロテの方を見ると、目の前のスープ皿を、しげしげと眺めていた。
「…別に怪しいものは入ってないぞ。食べてみろよ」
「う、うん…。じゃあ、いただきます」
ブロテは恐る恐る、スプーンを口に入れた。
「はむっ…」
「…どうだ?口に合ったか?」
「…!美味しい…!」
野菜たっぷりミネストローネに、ブロテの目が輝いた。
良かった。ジャンクフードが好きだけど、野菜が食べられない訳じゃなかったんだな。
アリューシャより大人だ。


