ーーーーー…と、いうブロテの説明を。
俺は、しらーっとしながら聞いていた。
「…ルレイア、お前真面目に聞いてるか?」
「…え?あぁ、はい。聞いてますよ…。ブロテが海に落っこちて藻屑になったところでしたよね?」
「そんな話してねーよ。話聞いてないじゃん」
済みません。
ムカつくルシェのムカつく話が始まったので、心のシャッター下ろしてました。
…本当にムカつく女ですよ。
今度こそ守りたい?救いたい?…どの面さげて。
貴様ごときに守られるなんて、願い下げだ。
「…そういう訳だから、私と一緒に帝国自警団に来て」
と、ブロテは俺とルルシーに手を差し伸べた。
思わず、ペッ、と払ってやりたくなる。
何が嬉しくて帝国自警団なんて。
すると、ルルシーも。
「…どうする?ルレイア。この話…乗るか?」
警戒心剥き出しのルルシーは、さすがに、差し出されたブロテの手に飛び付こうとはしなかった。
何が正しくてどうするのが正解なのか、自分達の頭でちゃんと考えなければいけませんからね。
いくら帝国自警団だからって…。いや、むしろ帝国自警団だからこそ。
警戒しなきゃいけないってものですよ。
「ルルシーは、ブロテを信用してないんですか」
「あぁ。俺はルレイアと仲間達以外は信用してない。少なくとも今はな」
それは賢明な判断ですよ。
「そんな…。私は、本気で君達を救おうと…」
ブロテは困惑したように、なおも食い下がってきた。
…さて、じゃあ俺も冷静に考えますか。
ルルシーの言う通り、今は、迂闊に他人を手を借りるべきではないのは確かだ。
誰が裏切るか、分かったものじゃないからだ。
俺はルルシーを信用しているし、『青薔薇連合会』の仲間達も信用している。
が、その他は全く信用していない。いつか裏切るかもしれないと思って行動している。
ブロテは馬鹿正直な女だし、ルシェが頭を下げて俺のことを頼んだなら、ブロテが俺を裏切ることは多分ないだろう。
でも、帝国自警団にいる他の連中はどうでしょうね。
そいつらが密告しないとも限らない。
そもそも本当に指名手配されてるなら、ルティス帝国内に留まるのも危険である。
しかし同じ理由で、帝国自警団の方が安全なのではないかとも言える。
ルーチェスが言った、隠れ蓑として優秀という言葉は的を得ている。
帝国自警団内に匿われてしまえば、帝国騎士団は手を出せないからである。
指名手配されてしまった以上、今危険を犯して、無理に国を出ようとするより。
いっそ、帝国自警団の保護下に入った方が、安全かもしれない。
…最悪、国を出ることはいつでも出来る。
ならば、ここはブロテの誘いに乗る方が良いかもしれない。
…俺だって、別に好きで海外に行きたい訳じゃないですからね。
国内に隠れる場所があるなら、そっちの方が良いだろう。
ルルシーにとってもね。言葉、通じますし。
…よし。決めた。
俺は、しらーっとしながら聞いていた。
「…ルレイア、お前真面目に聞いてるか?」
「…え?あぁ、はい。聞いてますよ…。ブロテが海に落っこちて藻屑になったところでしたよね?」
「そんな話してねーよ。話聞いてないじゃん」
済みません。
ムカつくルシェのムカつく話が始まったので、心のシャッター下ろしてました。
…本当にムカつく女ですよ。
今度こそ守りたい?救いたい?…どの面さげて。
貴様ごときに守られるなんて、願い下げだ。
「…そういう訳だから、私と一緒に帝国自警団に来て」
と、ブロテは俺とルルシーに手を差し伸べた。
思わず、ペッ、と払ってやりたくなる。
何が嬉しくて帝国自警団なんて。
すると、ルルシーも。
「…どうする?ルレイア。この話…乗るか?」
警戒心剥き出しのルルシーは、さすがに、差し出されたブロテの手に飛び付こうとはしなかった。
何が正しくてどうするのが正解なのか、自分達の頭でちゃんと考えなければいけませんからね。
いくら帝国自警団だからって…。いや、むしろ帝国自警団だからこそ。
警戒しなきゃいけないってものですよ。
「ルルシーは、ブロテを信用してないんですか」
「あぁ。俺はルレイアと仲間達以外は信用してない。少なくとも今はな」
それは賢明な判断ですよ。
「そんな…。私は、本気で君達を救おうと…」
ブロテは困惑したように、なおも食い下がってきた。
…さて、じゃあ俺も冷静に考えますか。
ルルシーの言う通り、今は、迂闊に他人を手を借りるべきではないのは確かだ。
誰が裏切るか、分かったものじゃないからだ。
俺はルルシーを信用しているし、『青薔薇連合会』の仲間達も信用している。
が、その他は全く信用していない。いつか裏切るかもしれないと思って行動している。
ブロテは馬鹿正直な女だし、ルシェが頭を下げて俺のことを頼んだなら、ブロテが俺を裏切ることは多分ないだろう。
でも、帝国自警団にいる他の連中はどうでしょうね。
そいつらが密告しないとも限らない。
そもそも本当に指名手配されてるなら、ルティス帝国内に留まるのも危険である。
しかし同じ理由で、帝国自警団の方が安全なのではないかとも言える。
ルーチェスが言った、隠れ蓑として優秀という言葉は的を得ている。
帝国自警団内に匿われてしまえば、帝国騎士団は手を出せないからである。
指名手配されてしまった以上、今危険を犯して、無理に国を出ようとするより。
いっそ、帝国自警団の保護下に入った方が、安全かもしれない。
…最悪、国を出ることはいつでも出来る。
ならば、ここはブロテの誘いに乗る方が良いかもしれない。
…俺だって、別に好きで海外に行きたい訳じゃないですからね。
国内に隠れる場所があるなら、そっちの方が良いだろう。
ルルシーにとってもね。言葉、通じますし。
…よし。決めた。


