The previous night of the world revolution8~F.D.~

帝国騎士団と帝国自警団。立場は違うとしても、私もルシェ卿と同じ。

己の正義を信じ、それを貫く者として。

私は、私が正しいと思ったことをする。

自らの危険を顧みず、ルレイア卿を守って欲しいと頼みに来た、ルシェ卿のように。

「…分かったよ。ルレイア卿のことは、私達帝国自警団が責任を持って守る」

「…そう、そうか…。済まない、恩に着る…」

ルシェ卿は、涙を流さんばかりに頭を下げた。

…さぁ、そうと決まれば。

ボーッとしていられない。帝国騎士団の手が伸びる前に、ルレイア卿の身柄を保護しなければ。

「私に任せて。必ず、君の気持ちは無駄にしないから」

私は、自らへの誓いを込めてそう告げた。

今すぐ、ルレイア卿を迎えに行こう。