The previous night of the world revolution8~F.D.~

その後俺は帝国騎士団に向かって、辞表を折って紙飛行機にして、ポイッと投げてきた。

やったぜ。

心の底からせいせいした。

で、辞表を出して、『青薔薇連合会』本部への帰り道。






「よし、それじゃ聞かせてもらうぞルレイア」

「さーて、ルルシー。『ブラック・カフェ』に寄って、期間限定ブラックブラックフラッペでも飲みましょうかー」

「おいコラ。話を逸らすんじゃねぇ」

ガシッ、と腕を掴まれた。

いやんルルシー。大胆。

「さっさと言え。白状しろ」

「もうルルシーったら…えっちでせっかちなんですから…」

「せっかちは認めるが、えっちは認めんぞ」

そうですか。

「分かりました、話す。話すから。喉渇くからフラッペ買わせてくださいよ」

「ったく…。そうやってのらりくらり躱して、帰るまでずっと黙ってるつもりじゃないだろうな」

ぎくっ。

さすがルルシー…。俺のことよく分かってますね。

「とりあえずフラッペは許すが、飲みながら喋れよ」

「はいはい、分かりましたって…。…ルルシーも飲みます?」

「俺はフラッペじゃなくて、普通の紅茶にしてくれ」

分かりました。お望みとあれば。

俺は自分の店『ブラック・カフェ』に立ち寄り。

期間限定ブラックブラックフラッペと、ルルシーの為にブラックミルクティーフラッペを購入。

ついでに、『青薔薇連合会』の幹部仲間へのお土産に、ブラックプリンを人数分テイクアウト。

この間マリーフィアに食べさせたけど、是非幹部仲間にも食べさせてあげたいと、ずっと思ってたんですよ。

「はいルルシー、フラッペどうぞ」

「俺は普通の紅茶にしろって言っただろ…」

「ついでに、店内で一緒に飲みっ、」

「帰りながら喋れ」

…はい。分かりました。

ルルシーったら、釣れない子なんだから。

仕方ないので、フラッペを飲みながらお喋りすることにする。

「うん、美味しい。ルルシーのミルクティーも美味しいですか?」

「え?うん。美味しいけど…」

「良かった。ちょっと味見〜」

「あ、おい」

ルルシーのフラッペのストローに口をつけ、一口飲ませてもらった。

うん。こっちも美味しい。

それに何より、ルルシーと間接キスというのが最高ですね。

「ったく…。お前って奴は…」

ルルシーは怒ることもなく、溜め息をついて許してくれた。

こういうの許してくれるから大好きですよ。ルルシー。

「俺のも飲んでみます?」

「フラッペはどうでも良い。いい加減さっさと話せ」

もー。

恋人同士のイチャイチャタイムを、もう少し楽しませてくれても良いと思いません?