…そう。そういうことですか。
よく分かりましたよ。
…実は、そんなことじゃないかと思ってました。
想像していた中で、一番嫌なシチュエーションですね。
…だが、そういうことなら仕方がない。
何にせよ、俺がこの屋敷でやるべきことは、これで終わった。
俺は、偽物の方のジュエリーボックスを手に取った。
さぁ、もう用はない。
万が一にでも屋敷の者に見つかる前に、ここを出るとしよう。
…すると。
「…そこで何をしてるの?」
…おっと。
これはこれは…絶妙なタイミングですね。
どうやらあなたとは、雌雄を決さなければならない仲のようだ。
「こんばんは…メリーディアさん」
「あなた…ここで一体何をしてるの?」
メリーディアは、驚愕に目を見開いていた。
「どうしてここに…私でも入れないのに…」
「さぁ…どうしてでしょうね」
大して難しくありませんよ。
メリーディアでも、やろうと思えば簡単だ。
「…!それ…」
メリーディアは、俺の手に握られたジュエリーボックスに気づいた。
…当然ご存知ですよね。あなたも。
「その宝石箱…『ローズ・ブルーダイヤ』の…」
「ご明察です」
「どうしてそれを…あなたが…。…もしかして…!」
「…もしかして…何です?」
「『ローズ・ブルーダイヤ』を…盗んだの…!?」
…ふーん。
名探偵メリーディアさんですね。
ですが、その推理は間違いです。
「盗んだりしませんよ。俺は宝石になんか興味はありません」
「じゃあ…その手に持ってるものは…」
「ただ、これが当初から俺の目的だったことは事実です」
別に、黙ってても良いんですけどね。
まぁ、今の俺は任務が無事に終わって気分が良いので。
教えてあげますよ。…あなたにだけは、ね。
「これが目的…?どういうこと?あなたは…あなたは、本当にマリーフィアのことが好きだから、この家に結婚してきたんじゃ…」
「そんな訳ないでしょう。馬鹿にしないでください」
俺がルルシー以外を好きになるなんて、天地がひっくり返ったとしても有り得ない。
「俺がここに来たのは、『ローズ・ブルーダイヤ』の為です。ただし…盗む為ではなく、戻しに来たんですが」
「戻す…?どうして…」
「間抜けなあなた達は気づいてなかったんでしょう?今からおよそ3ヶ月前…俺がマリーフィアと出会う数週間前に、この宝物庫から『ローズ・ブルーダイヤ』が盗まれてたことを」
「…!?」
…今初めて聞いた、って顔ですね。
そうでしょうよ。…全く、間抜け極まりない。
よく分かりましたよ。
…実は、そんなことじゃないかと思ってました。
想像していた中で、一番嫌なシチュエーションですね。
…だが、そういうことなら仕方がない。
何にせよ、俺がこの屋敷でやるべきことは、これで終わった。
俺は、偽物の方のジュエリーボックスを手に取った。
さぁ、もう用はない。
万が一にでも屋敷の者に見つかる前に、ここを出るとしよう。
…すると。
「…そこで何をしてるの?」
…おっと。
これはこれは…絶妙なタイミングですね。
どうやらあなたとは、雌雄を決さなければならない仲のようだ。
「こんばんは…メリーディアさん」
「あなた…ここで一体何をしてるの?」
メリーディアは、驚愕に目を見開いていた。
「どうしてここに…私でも入れないのに…」
「さぁ…どうしてでしょうね」
大して難しくありませんよ。
メリーディアでも、やろうと思えば簡単だ。
「…!それ…」
メリーディアは、俺の手に握られたジュエリーボックスに気づいた。
…当然ご存知ですよね。あなたも。
「その宝石箱…『ローズ・ブルーダイヤ』の…」
「ご明察です」
「どうしてそれを…あなたが…。…もしかして…!」
「…もしかして…何です?」
「『ローズ・ブルーダイヤ』を…盗んだの…!?」
…ふーん。
名探偵メリーディアさんですね。
ですが、その推理は間違いです。
「盗んだりしませんよ。俺は宝石になんか興味はありません」
「じゃあ…その手に持ってるものは…」
「ただ、これが当初から俺の目的だったことは事実です」
別に、黙ってても良いんですけどね。
まぁ、今の俺は任務が無事に終わって気分が良いので。
教えてあげますよ。…あなたにだけは、ね。
「これが目的…?どういうこと?あなたは…あなたは、本当にマリーフィアのことが好きだから、この家に結婚してきたんじゃ…」
「そんな訳ないでしょう。馬鹿にしないでください」
俺がルルシー以外を好きになるなんて、天地がひっくり返ったとしても有り得ない。
「俺がここに来たのは、『ローズ・ブルーダイヤ』の為です。ただし…盗む為ではなく、戻しに来たんですが」
「戻す…?どうして…」
「間抜けなあなた達は気づいてなかったんでしょう?今からおよそ3ヶ月前…俺がマリーフィアと出会う数週間前に、この宝物庫から『ローズ・ブルーダイヤ』が盗まれてたことを」
「…!?」
…今初めて聞いた、って顔ですね。
そうでしょうよ。…全く、間抜け極まりない。


