俺は、マリーフィアにしたのと同じように、違法葉っぱハーブティーをティーカップに入れ。
それをお盆に乗せて、ユリーフィア母の寝室を訪ねた。
「こんばんは、ユリーフィアお義母様」
「あら…?ルナニアさんじゃありませんの」
もう寝ているかと思ったが、ユリーフィア母はまだ起きていた。
どうやらスキンケアの真っ最中だったようで、ドレッサーの前に腰掛け、顔にベタベタと保湿クリームを塗っていた。
保湿クリームの、品のないバラの香りが鼻をつく。
くさっ…。おばさん臭い匂いがする。
それを必死に堪えながら、俺はにっこりと微笑んだ。
「こんな時間に、どうしたんですの?マリーフィアは?」
まぁ、当然の質問ですよねぇ。
しかし、ここに来る前に台詞は考えてある。
「それが…今日、美味しいハーブティーを同僚に分けてもらったので、マリーフィアさんに飲んでもらおうと思ったんですが…お茶を淹れている間に、眠ってしまわれたようで…」
「まぁ…」
「一人で二人分飲むのも何ですし…それなら、ユリーフィアお義母様に召し上がっていただこうと思って、持ってきたんです」
大嘘。
本当は、ユリーフィアにも眠ってもらう為に持ってきた。
しかし、あのマリーフィアの母親が、俺の下手な嘘を疑うはずはない。
案の定。
「そうだったんですのね…。じゃ、遠慮なくいただきますわ」
ほらな。チョロいだろ?
ユリーフィア母は、ドレッサーの前から離れ、お茶を飲む為にテーブルについた。
「良かったです。さぁ、どうぞ。飲んでみてください。リラックス効果があるそうですよ」
「ありがとう」
慣れた手付きでティーカップを手に取り、鼻を寄せて、そっとその香りを嗅いだ。
「うん…。とても良い香りですわね。これまで嗅いだことのない良い匂いですわ」
違法葉っぱ(ry。
「そうでしょう?なかなか手に入らない、貴重なお茶なんです」
「へぇ…。そんな貴重なお茶を楽しめるなんて、嬉しいですわ」
そうだろう?
是非とも美味しく召し上がれ。
ユリーフィア母は、無警戒にお茶を飲んだ。
ふっ。チョロいチョロい。
「うん、美味しいですわ」
「それは良かったです。たまにはユリーフィアお義母様とこうしてお茶をするのも、悪くないですね」
これが、最初で最後の機会ですけどね。
「そうですわね…。…そうだ、ルナニアさん。あなた…」
「はい?」
「マリーフィアに聞きましたけど、あなた、最近あのメリーディアとも仲良くしているそうですわね?」
…ほう?
それが何か問題でも?と言いたいところですが…。
「えぇ。メリーディアさんは、俺にとって大切なお姉さんですからね」
「確かに…姉ではありますけれど。あの子は卑しい貧民の子なんですのよ。無理して親しくする必要はありませんわ」
お前という奴は。
それが、仮にも母親の言葉か?
旦那の愛人の娘なんて、どうやらユリーフィアにとっては世界一憎い相手であるようだ。
「さっさと出ていってくれたら良いんですけどね…。全くもう…」
「まぁまぁ、そう仰有らず…。俺は、カミーリア家の皆さんに仲良くして欲しいんですよ」
「マリーフィアやあなたとは…仲良くしたいと思ってますわよ。わたくしだって…」
…来た。
違法葉っぱ茶が効いてきたようだな。どうやら。
中年太りのせいか、娘のマリーフィアよりは効きが遅かったようだが。
ユリーフィアは、手で口元を覆って、大あくび。
「ふぁ…。何だか、急に眠くなってきましたわ…」
「眠っても結構ですよ」
「いえ…そういう訳には…いか、な…」
「…ユリーフィアさん?」
「…zzz…」
はい。作戦大成功。
それをお盆に乗せて、ユリーフィア母の寝室を訪ねた。
「こんばんは、ユリーフィアお義母様」
「あら…?ルナニアさんじゃありませんの」
もう寝ているかと思ったが、ユリーフィア母はまだ起きていた。
どうやらスキンケアの真っ最中だったようで、ドレッサーの前に腰掛け、顔にベタベタと保湿クリームを塗っていた。
保湿クリームの、品のないバラの香りが鼻をつく。
くさっ…。おばさん臭い匂いがする。
それを必死に堪えながら、俺はにっこりと微笑んだ。
「こんな時間に、どうしたんですの?マリーフィアは?」
まぁ、当然の質問ですよねぇ。
しかし、ここに来る前に台詞は考えてある。
「それが…今日、美味しいハーブティーを同僚に分けてもらったので、マリーフィアさんに飲んでもらおうと思ったんですが…お茶を淹れている間に、眠ってしまわれたようで…」
「まぁ…」
「一人で二人分飲むのも何ですし…それなら、ユリーフィアお義母様に召し上がっていただこうと思って、持ってきたんです」
大嘘。
本当は、ユリーフィアにも眠ってもらう為に持ってきた。
しかし、あのマリーフィアの母親が、俺の下手な嘘を疑うはずはない。
案の定。
「そうだったんですのね…。じゃ、遠慮なくいただきますわ」
ほらな。チョロいだろ?
ユリーフィア母は、ドレッサーの前から離れ、お茶を飲む為にテーブルについた。
「良かったです。さぁ、どうぞ。飲んでみてください。リラックス効果があるそうですよ」
「ありがとう」
慣れた手付きでティーカップを手に取り、鼻を寄せて、そっとその香りを嗅いだ。
「うん…。とても良い香りですわね。これまで嗅いだことのない良い匂いですわ」
違法葉っぱ(ry。
「そうでしょう?なかなか手に入らない、貴重なお茶なんです」
「へぇ…。そんな貴重なお茶を楽しめるなんて、嬉しいですわ」
そうだろう?
是非とも美味しく召し上がれ。
ユリーフィア母は、無警戒にお茶を飲んだ。
ふっ。チョロいチョロい。
「うん、美味しいですわ」
「それは良かったです。たまにはユリーフィアお義母様とこうしてお茶をするのも、悪くないですね」
これが、最初で最後の機会ですけどね。
「そうですわね…。…そうだ、ルナニアさん。あなた…」
「はい?」
「マリーフィアに聞きましたけど、あなた、最近あのメリーディアとも仲良くしているそうですわね?」
…ほう?
それが何か問題でも?と言いたいところですが…。
「えぇ。メリーディアさんは、俺にとって大切なお姉さんですからね」
「確かに…姉ではありますけれど。あの子は卑しい貧民の子なんですのよ。無理して親しくする必要はありませんわ」
お前という奴は。
それが、仮にも母親の言葉か?
旦那の愛人の娘なんて、どうやらユリーフィアにとっては世界一憎い相手であるようだ。
「さっさと出ていってくれたら良いんですけどね…。全くもう…」
「まぁまぁ、そう仰有らず…。俺は、カミーリア家の皆さんに仲良くして欲しいんですよ」
「マリーフィアやあなたとは…仲良くしたいと思ってますわよ。わたくしだって…」
…来た。
違法葉っぱ茶が効いてきたようだな。どうやら。
中年太りのせいか、娘のマリーフィアよりは効きが遅かったようだが。
ユリーフィアは、手で口元を覆って、大あくび。
「ふぁ…。何だか、急に眠くなってきましたわ…」
「眠っても結構ですよ」
「いえ…そういう訳には…いか、な…」
「…ユリーフィアさん?」
「…zzz…」
はい。作戦大成功。


