大学生のワークデスクと言ったら、辞書やテキストや講義で配られたレジュメや。
研究論文とかレポート用のノートパソコンが置いてある…のが、一般的なイメージだと思う。
しかし、レポートは他人任せ、講義だって家族に代返を頼む、不良学生のマリーフィアの机には。
鉛筆一本、レポート用紙一枚も見当たらない。
机の上には、お洒落なスノードームやら、コスメポーチやら、あとは無駄に可愛いデスク小物が置いてあるだけ。
とてもじゃないけど、落ち着いて勉強出来る環境じゃない。
あいつ、まともに勉強する気ゼロだな。
だからこそ、探しやすいとも言えるが。
机の引き出しを開け、中を探った。
予想通り、こちらも大したものは入っていない。
マリーフィアの性格からして、いかに大事なものでも、厳重に隠すようなことはしないはずだ。
恐らく、すぐに見つかるはず…。
「…!」
二つ目の引き出しの中に、古びた大学ノートを見つけた。
雑誌の切り抜きにまみれて、うっかり見逃すところだった。
大学ノートを手に取り、注意深く見つめた。
…何か仕掛けられている、ようには見えないが。
そっと大学ノートを開いてみると。
「…見つけた」
捜し物は、僅か15分程度で見つけられた。
な?チョロいって言ったろ?
ノートには、『ローズ・ブルーダイヤ』が入ったジュエリーボックスの開け方が、懇切丁寧に書き記してあった。
…成程ね。
その手順は複雑で、難しく、ややこしい。
これは、マリーフィアのオツムじゃ覚えられないでしょうよ。
5分くらいかけて、じーっとノートを見つめ。
俺は、パタンとノートを閉じた。
はい、ありがとうございました。
あとは、気づかれないようにハンカチで指紋を拭き取って、引き出しの中に戻す。
古ぼけた雑誌の切り抜きを上に乗せて、証拠隠滅。
これでOK。
…あと、やるべきことと言えば…。
「…」
俺は、その場で少し考えた。
さすがにもう少し時間がかかるかと思ったが、めちゃくちゃ早く見つかっちゃったし。
念の為、ベッドで眠るマリーフィアを確認してみたところ。
脳天気なお嬢様は、部屋の中を家探しされたとも知らず、まだまだぐっすり眠っている。
違法葉っぱの効果で、起こされなければ、恐らく明日の午前中いっぱいは眠ってるはずだ。
…鬼の居ぬ間にやった方が良いよな。
…いっそ、もう今日、今夜やってしまうか。
即断決行。
俺は再び、違法葉っぱハーブティーを淹れ直した。
次のターゲットは、マリーフィアの母、ユリーフィアである。
研究論文とかレポート用のノートパソコンが置いてある…のが、一般的なイメージだと思う。
しかし、レポートは他人任せ、講義だって家族に代返を頼む、不良学生のマリーフィアの机には。
鉛筆一本、レポート用紙一枚も見当たらない。
机の上には、お洒落なスノードームやら、コスメポーチやら、あとは無駄に可愛いデスク小物が置いてあるだけ。
とてもじゃないけど、落ち着いて勉強出来る環境じゃない。
あいつ、まともに勉強する気ゼロだな。
だからこそ、探しやすいとも言えるが。
机の引き出しを開け、中を探った。
予想通り、こちらも大したものは入っていない。
マリーフィアの性格からして、いかに大事なものでも、厳重に隠すようなことはしないはずだ。
恐らく、すぐに見つかるはず…。
「…!」
二つ目の引き出しの中に、古びた大学ノートを見つけた。
雑誌の切り抜きにまみれて、うっかり見逃すところだった。
大学ノートを手に取り、注意深く見つめた。
…何か仕掛けられている、ようには見えないが。
そっと大学ノートを開いてみると。
「…見つけた」
捜し物は、僅か15分程度で見つけられた。
な?チョロいって言ったろ?
ノートには、『ローズ・ブルーダイヤ』が入ったジュエリーボックスの開け方が、懇切丁寧に書き記してあった。
…成程ね。
その手順は複雑で、難しく、ややこしい。
これは、マリーフィアのオツムじゃ覚えられないでしょうよ。
5分くらいかけて、じーっとノートを見つめ。
俺は、パタンとノートを閉じた。
はい、ありがとうございました。
あとは、気づかれないようにハンカチで指紋を拭き取って、引き出しの中に戻す。
古ぼけた雑誌の切り抜きを上に乗せて、証拠隠滅。
これでOK。
…あと、やるべきことと言えば…。
「…」
俺は、その場で少し考えた。
さすがにもう少し時間がかかるかと思ったが、めちゃくちゃ早く見つかっちゃったし。
念の為、ベッドで眠るマリーフィアを確認してみたところ。
脳天気なお嬢様は、部屋の中を家探しされたとも知らず、まだまだぐっすり眠っている。
違法葉っぱの効果で、起こされなければ、恐らく明日の午前中いっぱいは眠ってるはずだ。
…鬼の居ぬ間にやった方が良いよな。
…いっそ、もう今日、今夜やってしまうか。
即断決行。
俺は再び、違法葉っぱハーブティーを淹れ直した。
次のターゲットは、マリーフィアの母、ユリーフィアである。


