ーーーーー…この状況を一言で説明するなら。
阿鼻叫喚、の一言に尽きる。
うっきうきのルレイアと共に、廊下に出ると。
先程の爆発音を聞きつけた帝国騎士達が、騒然としていた。
「い、今の聞いたか!?」
「あ、あぁ。一体何の音だろう…?何か爆発したような…」
「わ、分からない…」
日常生活で、突然爆発音を聞いたら、誰でもこんな反応になる。
天下の帝国騎士だろうと、関係ない。
「き、北館の方だったか?」
「いや、東館じゃないのか?」
「俺は南館から聞こえたような…」
音の方向を測りかねて、意見がぶつかっている。
無理もない。
すると、ルレイアはにやっ、と人の悪い笑みを浮かべ。
再び、こっそりスマホの画面をタップした。
途端に、またしても爆発音が鳴り響く。
その派手な音に、俺達の近くにいた帝国騎士達は、肩を震わせてビクッ!とした。
「ま、まただ…!」
「一体何なんだ?爆弾か?爆弾なのか?」
「そ、そんなの分かる訳ないだろ」
「やっぱり今の、南館から聞こえなかったか?」
…錯綜してるな。
ルレイアは半笑いで、更にスマホを連打。
ばっこん、どっかん、ずどーん、と凄まじい音が鳴り響く。
音が鳴る度に、面白いように帝国騎士達の肩がビクッ、ビクッ、と跳ねる。
…ルレイア。完全に調子に乗ってるな。
「い、一体何処で爆発してるんだ…!?」
「逃げた方が良いんじゃないか…?」
「誰かに攻撃されてるのか!?」
騒然。
…一応言っておくが、ルレイアは何も、本当に帝国騎士団隊舎に爆弾を仕掛けた訳じゃないぞ。
あらかじめ、隊舎の中に、小さなスピーカーをいくつも仕掛けさせてもらった。
ルレイアがスマホの画面をタップするだけで、超爆音で爆発音が鳴るという仕掛けである。
それを適当に鳴らしてるに過ぎない。
さすがに、避難訓練の為に隊舎を破壊する訳にはいかないからな。
種明かしをしてしまえば、非常につまらない…単なる玩具なのだけど。
突然爆発音を聞いた帝国騎士の皆さんには、効果覿面だったようで。
何者かの攻撃を受けているのかと、青ざめて震えていた。
「ぷっ、にゅふふふ…」
「…」
見てみろ。狼狽える帝国騎士の皆さんを、ルレイアは小馬鹿にして笑っている。
…趣味悪いなぁ…お前…。
大丈夫だ、あれただの玩具だから、と帝国騎士の皆さんに教えてあげたい。
しかし、それでは訓練にならない。
種明かししたいのをぐっと堪えて、しばらくはルレイアの悪ふざけに付き合うことにする。
阿鼻叫喚、の一言に尽きる。
うっきうきのルレイアと共に、廊下に出ると。
先程の爆発音を聞きつけた帝国騎士達が、騒然としていた。
「い、今の聞いたか!?」
「あ、あぁ。一体何の音だろう…?何か爆発したような…」
「わ、分からない…」
日常生活で、突然爆発音を聞いたら、誰でもこんな反応になる。
天下の帝国騎士だろうと、関係ない。
「き、北館の方だったか?」
「いや、東館じゃないのか?」
「俺は南館から聞こえたような…」
音の方向を測りかねて、意見がぶつかっている。
無理もない。
すると、ルレイアはにやっ、と人の悪い笑みを浮かべ。
再び、こっそりスマホの画面をタップした。
途端に、またしても爆発音が鳴り響く。
その派手な音に、俺達の近くにいた帝国騎士達は、肩を震わせてビクッ!とした。
「ま、まただ…!」
「一体何なんだ?爆弾か?爆弾なのか?」
「そ、そんなの分かる訳ないだろ」
「やっぱり今の、南館から聞こえなかったか?」
…錯綜してるな。
ルレイアは半笑いで、更にスマホを連打。
ばっこん、どっかん、ずどーん、と凄まじい音が鳴り響く。
音が鳴る度に、面白いように帝国騎士達の肩がビクッ、ビクッ、と跳ねる。
…ルレイア。完全に調子に乗ってるな。
「い、一体何処で爆発してるんだ…!?」
「逃げた方が良いんじゃないか…?」
「誰かに攻撃されてるのか!?」
騒然。
…一応言っておくが、ルレイアは何も、本当に帝国騎士団隊舎に爆弾を仕掛けた訳じゃないぞ。
あらかじめ、隊舎の中に、小さなスピーカーをいくつも仕掛けさせてもらった。
ルレイアがスマホの画面をタップするだけで、超爆音で爆発音が鳴るという仕掛けである。
それを適当に鳴らしてるに過ぎない。
さすがに、避難訓練の為に隊舎を破壊する訳にはいかないからな。
種明かしをしてしまえば、非常につまらない…単なる玩具なのだけど。
突然爆発音を聞いた帝国騎士の皆さんには、効果覿面だったようで。
何者かの攻撃を受けているのかと、青ざめて震えていた。
「ぷっ、にゅふふふ…」
「…」
見てみろ。狼狽える帝国騎士の皆さんを、ルレイアは小馬鹿にして笑っている。
…趣味悪いなぁ…お前…。
大丈夫だ、あれただの玩具だから、と帝国騎士の皆さんに教えてあげたい。
しかし、それでは訓練にならない。
種明かししたいのをぐっと堪えて、しばらくはルレイアの悪ふざけに付き合うことにする。


