「さて、このレモン汁の瓶を開けて、グラスに注いでーっと」
「おい。おいコラ。待て」
ルルシーの制止も聞かず、どぼどぼ、とレモン汁をグラスに注ぐ。
うーん。この酸味のあるツーンとした香りを嗅いでるだけで、唾の大量生産が止まりません。
「ここに、梅干しとナマのレモンの串切りを添えて…っと」
「ちょっと待てって、コラ。ルレイア」
「更に、ルリシヤ秘蔵の激酸っぱエキスを隠し味に、大さじ4杯…」
「どんだけ入れてんだ。隠し味の域を超えてるだろ!コラ!」
「はい、これでルレイア特製、嫌がらせ激すっぱドリンクの出来上がりです」
「…嫌がらせ、って言っちゃってんじゃん…」
おっと。口が滑りました。
ビタミンC補給ドリンク、とでも言っておきましょうか。
見てるだけで口の中が酸っぱいですね。
「さて、これを隊長連中にプレゼントしてきましょうかね」
「やめろって、馬鹿。誰が飲むんだそんなもん」
そんなもん、とは失礼な。
ルレイア特製、嫌がらせビタミンC補給ドリンクですよ。
「良いですかルルシー。これはあながち嫌がらせじゃないんです。帝国騎士団の隊長達は、日頃しょーもない仕事ばかりで忙しいでしょう?」
「…そりゃお前にとってはしょーもないのかもしれないが、あいつらはあいつらで必要な仕事をしてるんだぞ」
え?ちょっと聞こえませんでしたね。
「忙しい彼らは、ついつい食事を簡単に済ませてしまって、栄養バランスが崩れがちじゃないですか」
「それはそうかもしれないけど…」
「そこで、日頃不足しがちなビタミンを補給してもらおうと思って、こちらをご用意しました」
「…一応、お前なりに考えてるんだな。…嫌がらせだけど」
え?ちょっと聞こえませんでしたね。
「良薬口に苦し、いや、口に酸っぱし、と言うでしょう?我慢して飲んでもらいましょう」
「良薬じゃないだろ。ただのレモン汁…」
「じゃ、持っていきますかー」
「コラ!待てって、ルレイア」
俺はグラスを人数分、お盆に乗せ。
るんるんと、会議室に向かった。
「おい。おいコラ。待て」
ルルシーの制止も聞かず、どぼどぼ、とレモン汁をグラスに注ぐ。
うーん。この酸味のあるツーンとした香りを嗅いでるだけで、唾の大量生産が止まりません。
「ここに、梅干しとナマのレモンの串切りを添えて…っと」
「ちょっと待てって、コラ。ルレイア」
「更に、ルリシヤ秘蔵の激酸っぱエキスを隠し味に、大さじ4杯…」
「どんだけ入れてんだ。隠し味の域を超えてるだろ!コラ!」
「はい、これでルレイア特製、嫌がらせ激すっぱドリンクの出来上がりです」
「…嫌がらせ、って言っちゃってんじゃん…」
おっと。口が滑りました。
ビタミンC補給ドリンク、とでも言っておきましょうか。
見てるだけで口の中が酸っぱいですね。
「さて、これを隊長連中にプレゼントしてきましょうかね」
「やめろって、馬鹿。誰が飲むんだそんなもん」
そんなもん、とは失礼な。
ルレイア特製、嫌がらせビタミンC補給ドリンクですよ。
「良いですかルルシー。これはあながち嫌がらせじゃないんです。帝国騎士団の隊長達は、日頃しょーもない仕事ばかりで忙しいでしょう?」
「…そりゃお前にとってはしょーもないのかもしれないが、あいつらはあいつらで必要な仕事をしてるんだぞ」
え?ちょっと聞こえませんでしたね。
「忙しい彼らは、ついつい食事を簡単に済ませてしまって、栄養バランスが崩れがちじゃないですか」
「それはそうかもしれないけど…」
「そこで、日頃不足しがちなビタミンを補給してもらおうと思って、こちらをご用意しました」
「…一応、お前なりに考えてるんだな。…嫌がらせだけど」
え?ちょっと聞こえませんでしたね。
「良薬口に苦し、いや、口に酸っぱし、と言うでしょう?我慢して飲んでもらいましょう」
「良薬じゃないだろ。ただのレモン汁…」
「じゃ、持っていきますかー」
「コラ!待てって、ルレイア」
俺はグラスを人数分、お盆に乗せ。
るんるんと、会議室に向かった。


