…しょうがない。ちょっと助け舟を出すか。
「…もうちょっと具体的なテーマを出した方が良いんじゃないか?」
俺は、ルーシッドにそう提案した。
「そうですね…。それじゃあ…ルティス帝国をより良くする帝国騎士になる為に、大切なことは何だと思いますか?」
ルーシッドは新しく、子供達にそう尋ねた。
「つまり、帝国騎士に必要な素質は何かって質問だな」
俺が言い直すと、ガキ共でそれでようやく趣旨を理解したらしく。
ようやく、まともに話し合いを始めた。
まず最初に口を開いたのは、集められた十人の中でも一番年嵩の少女。
「えっと…帝国騎士に必要なのは、正しい正義感と責任感、だと思います」
…だってよ。
自らトップバッターを買って出た、その心意気は高く買うが。
…まぁ、模範解答って感じだな。
「他にはどんなことが必要だと思いますか?」
「他には…えぇと…悪を倒す強さとか…」
と、他の子供が言った。
確かに、悪を倒す強さは必要だな。
俺達にその強さがあったら、こんなにもルレイアに振り回されることはなかったんだろうが。
現実はそんなに楽ではない。
「強さだけじゃなくて…優しい心とか」
「知識も必要だと思います。正しい知識…」
「それに、勇気も必要じゃないでしょうか。いざというときの決断力とか…」
次々と、各々が「帝国騎士に大事な素養」に関する意見をあげていく。
ようやく、それっぽい議論が始まったな。
…まぁ、子供の思いつきで喋ってるだけだから、まとまりがないんだが…。
そりゃまぁ、正義感も責任感も、強さも優しさも勇気も知識も決断力も、何もかも大切だけども。
果たして、俺達帝国騎士団隊長達に、それがあるかどうかと改めて問われたら。
自信を持って、はいとは言えないな。
ルレイアが聞いてたら、今頃大爆笑だったと思う。
これには、ルーシッドもちょっと苦笑いだった。
…昔の自分を思い出して、微笑ましく思ってるのかもしれない。
ま、夢を見るのは自由だからな。
今のうちに、存分に理想を語っておいてくれ。
「…もうちょっと具体的なテーマを出した方が良いんじゃないか?」
俺は、ルーシッドにそう提案した。
「そうですね…。それじゃあ…ルティス帝国をより良くする帝国騎士になる為に、大切なことは何だと思いますか?」
ルーシッドは新しく、子供達にそう尋ねた。
「つまり、帝国騎士に必要な素質は何かって質問だな」
俺が言い直すと、ガキ共でそれでようやく趣旨を理解したらしく。
ようやく、まともに話し合いを始めた。
まず最初に口を開いたのは、集められた十人の中でも一番年嵩の少女。
「えっと…帝国騎士に必要なのは、正しい正義感と責任感、だと思います」
…だってよ。
自らトップバッターを買って出た、その心意気は高く買うが。
…まぁ、模範解答って感じだな。
「他にはどんなことが必要だと思いますか?」
「他には…えぇと…悪を倒す強さとか…」
と、他の子供が言った。
確かに、悪を倒す強さは必要だな。
俺達にその強さがあったら、こんなにもルレイアに振り回されることはなかったんだろうが。
現実はそんなに楽ではない。
「強さだけじゃなくて…優しい心とか」
「知識も必要だと思います。正しい知識…」
「それに、勇気も必要じゃないでしょうか。いざというときの決断力とか…」
次々と、各々が「帝国騎士に大事な素養」に関する意見をあげていく。
ようやく、それっぽい議論が始まったな。
…まぁ、子供の思いつきで喋ってるだけだから、まとまりがないんだが…。
そりゃまぁ、正義感も責任感も、強さも優しさも勇気も知識も決断力も、何もかも大切だけども。
果たして、俺達帝国騎士団隊長達に、それがあるかどうかと改めて問われたら。
自信を持って、はいとは言えないな。
ルレイアが聞いてたら、今頃大爆笑だったと思う。
これには、ルーシッドもちょっと苦笑いだった。
…昔の自分を思い出して、微笑ましく思ってるのかもしれない。
ま、夢を見るのは自由だからな。
今のうちに、存分に理想を語っておいてくれ。


