というのはまぁ、最終手段にするとして。
「よし、分かりましたよ。ルルシー」
「は?」
良いことを思いつきました。
「俺達ほら、新入社員じゃないですか」
「ん?まぁ…そうだな」
「新入社員の仕事と言ったら、相場が決まってますよ
「…そうなのか?」
そうですよ。
新入社員は、まだ右も左も分からないでしょう?
そんな新入りに出来る仕事と言えば。
「お茶汲み、コピー取り、そして電話番ですよ」
「そんな…一昔、いや二昔前のOLみたいな…」
「ってな訳で、仕事しに行きましょうかー」
ルルシーとのお喋りも楽しいですけど、このままじゃ給料泥棒ですからね。
真面目に仕事しますよ、俺は。これから殺人犯を捕まえに行きます。
と言いたいところですが、そんなに都合良く殺人犯は現れてくれないので。
まず向かったのは、給湯室。
やかんにたっぷりと水を入れ、ガス台に置いて火をつける。
「さぁ、新人らしくお茶でも沸かしましょうかー」
「本当にお茶淹れるつもりなのか…?」
「え?俺は本気ですけど」
だって、他にやることもないじゃないですか。
仕事を言いつけられなくても、自発的に考えて仕事をする。
いやぁ、俺ってデキる新入社員の鑑。
「確かに俺は、以前帝国騎士団に所属していた身ですし、それに今は『青薔薇連合会』の幹部…」
他の隊長達も、俺に対して思うところはあるでしょう。
しかし。
「でも、こうして再び帝国騎士団に戻ってきたからには、オルタンスや、他の隊長達とも、仲良くやっていきたいじゃないですか」
「…ルレイア…」
ほら、あれですよ。よく求人広告に書いてある一文。
アットホームな職場です。っていうアレ。
まぁ、100%地雷ですけど。
「まずは俺が謙虚になって、皆さんにお茶を運ぶことで、皆さんとお近づきになろうと思うんですよ」
「そうか…。お前にしてはまともなこと言ってるな…」
ちょっとルルシー?「俺にしては」ってどういう意味ですか?
俺はいつだってまともですし、真面目ですよ。
全く失礼しちゃいますよね。ルルシーは俺を何だと思ってるんですか。
「…っと、そうこうしてたらお湯が沸きましたね」
火を止めて、やかんの蓋を開ける。
…さてと。
「…じゃ、激辛デスソースを入れましょうか」
「ちょっと待て」
デスソースの小瓶を取り出したところを、ルルシーにガシッと腕を掴まれて止められた。
「よし、分かりましたよ。ルルシー」
「は?」
良いことを思いつきました。
「俺達ほら、新入社員じゃないですか」
「ん?まぁ…そうだな」
「新入社員の仕事と言ったら、相場が決まってますよ
「…そうなのか?」
そうですよ。
新入社員は、まだ右も左も分からないでしょう?
そんな新入りに出来る仕事と言えば。
「お茶汲み、コピー取り、そして電話番ですよ」
「そんな…一昔、いや二昔前のOLみたいな…」
「ってな訳で、仕事しに行きましょうかー」
ルルシーとのお喋りも楽しいですけど、このままじゃ給料泥棒ですからね。
真面目に仕事しますよ、俺は。これから殺人犯を捕まえに行きます。
と言いたいところですが、そんなに都合良く殺人犯は現れてくれないので。
まず向かったのは、給湯室。
やかんにたっぷりと水を入れ、ガス台に置いて火をつける。
「さぁ、新人らしくお茶でも沸かしましょうかー」
「本当にお茶淹れるつもりなのか…?」
「え?俺は本気ですけど」
だって、他にやることもないじゃないですか。
仕事を言いつけられなくても、自発的に考えて仕事をする。
いやぁ、俺ってデキる新入社員の鑑。
「確かに俺は、以前帝国騎士団に所属していた身ですし、それに今は『青薔薇連合会』の幹部…」
他の隊長達も、俺に対して思うところはあるでしょう。
しかし。
「でも、こうして再び帝国騎士団に戻ってきたからには、オルタンスや、他の隊長達とも、仲良くやっていきたいじゃないですか」
「…ルレイア…」
ほら、あれですよ。よく求人広告に書いてある一文。
アットホームな職場です。っていうアレ。
まぁ、100%地雷ですけど。
「まずは俺が謙虚になって、皆さんにお茶を運ぶことで、皆さんとお近づきになろうと思うんですよ」
「そうか…。お前にしてはまともなこと言ってるな…」
ちょっとルルシー?「俺にしては」ってどういう意味ですか?
俺はいつだってまともですし、真面目ですよ。
全く失礼しちゃいますよね。ルルシーは俺を何だと思ってるんですか。
「…っと、そうこうしてたらお湯が沸きましたね」
火を止めて、やかんの蓋を開ける。
…さてと。
「…じゃ、激辛デスソースを入れましょうか」
「ちょっと待て」
デスソースの小瓶を取り出したところを、ルルシーにガシッと腕を掴まれて止められた。


