こいつ、またお買い物かよ。
今度は母親じゃなくて、友達と。
どうせ貴族のお友達だろう。聞かなくても分かる。
こいつ、毎週お買い物に行かないと気が済まないのか?
買い物依存症?
「ずっと前からのお約束でしたから、断る訳にはいきませんの」
などと供述しており。
知るかよ。学業優先だろ。学生の本分を何と心得る。
学生は勉強することが仕事。
帝国騎士は国民を守ることが仕事。
そして、俺達マフィアはそんな帝国騎士に嫌がらせするのが仕事。
それぞれ、自分達のやるべき仕事というものがある。
友達と遊びに行きたいから、大学の講義をサボろうなんて言語道断。
どうしてもサボりたいなら、代返なんてみみっちいこと頼まず、堂々とサボって堂々と留年しろ。
その方が、まだ清々しいというものだ。
こんなふざけた要求に、さすがのユリーフィア母も、身勝手な娘を叱るかと思われたが。
と言うか、親なら叱るべきだと思ったが。
「そうだったんですのね。だったら、協力してあげれば良いじゃないですの」
ユリーフィア母は、まるでメリーディアが我儘を言っているかのように、じろっとメリーディアを睨んだ。
おい、逆だろ。我儘言ってんのはマリーフィアだ。
「お…お継母様…」
「代わりに授業を聞くだけでしょう?」
その程度のことを断るなんて、この子ったらなんて心が狭い、と言わんばかり。
そういう問題じゃないってこと、この馬鹿な母親は分かってないらしいな。
「でも…もし大学側にバレたら、大変なことになるんですよ」
必死に抗弁するメリーディア。仰る通りである。
「言わなければ分からないでしょう?それに、もしバレたら謝れば良いだけのことですわ」
成程。マリーフィアが恥知らずにも、レポートの代作だの代返だのを、軽いノリで頼んでくる理由がこれだ。
母親であるユリーフィアは、まずそれらの不正を「悪いこと」だと認識していない。
小学生が宿題を持ってくるのを忘れた、程度のことだと思ってる。
母親がそんなだから、娘であるマリーフィアも、全く罪悪感というものがない。
バレても、「ごめんちゃいw」で許してもらえると思ってる。
世の中を舐めきってるな。
「ごめんなさい」では許されないことが、世の中にはたくさんあるんだってことを知らない。
こいつらは、いっぺん地獄を見た方が良いですね。
正しい認識をしているの、メリーディアしかいない。
「それに、わたくしはマリーフィアを、お友達との約束を破るような子に育てた覚えはありませんわ。お友達はとっても大切なものですから」
…偉そうに説教してるが。
友達の約束を破るような娘に育てた覚えはないが。
大学の講義をサボって、無関係の姉に代返を頼む恥知らずな娘に育てた覚えならある。ということだろうか。
クズですね。
おまけに。
「…まぁ、あなたには友達の一人もいませんから、分からないんでしょうけど」
「っ…」
聞きました?今の。
完全に継子いじめですよ。
今度は母親じゃなくて、友達と。
どうせ貴族のお友達だろう。聞かなくても分かる。
こいつ、毎週お買い物に行かないと気が済まないのか?
買い物依存症?
「ずっと前からのお約束でしたから、断る訳にはいきませんの」
などと供述しており。
知るかよ。学業優先だろ。学生の本分を何と心得る。
学生は勉強することが仕事。
帝国騎士は国民を守ることが仕事。
そして、俺達マフィアはそんな帝国騎士に嫌がらせするのが仕事。
それぞれ、自分達のやるべき仕事というものがある。
友達と遊びに行きたいから、大学の講義をサボろうなんて言語道断。
どうしてもサボりたいなら、代返なんてみみっちいこと頼まず、堂々とサボって堂々と留年しろ。
その方が、まだ清々しいというものだ。
こんなふざけた要求に、さすがのユリーフィア母も、身勝手な娘を叱るかと思われたが。
と言うか、親なら叱るべきだと思ったが。
「そうだったんですのね。だったら、協力してあげれば良いじゃないですの」
ユリーフィア母は、まるでメリーディアが我儘を言っているかのように、じろっとメリーディアを睨んだ。
おい、逆だろ。我儘言ってんのはマリーフィアだ。
「お…お継母様…」
「代わりに授業を聞くだけでしょう?」
その程度のことを断るなんて、この子ったらなんて心が狭い、と言わんばかり。
そういう問題じゃないってこと、この馬鹿な母親は分かってないらしいな。
「でも…もし大学側にバレたら、大変なことになるんですよ」
必死に抗弁するメリーディア。仰る通りである。
「言わなければ分からないでしょう?それに、もしバレたら謝れば良いだけのことですわ」
成程。マリーフィアが恥知らずにも、レポートの代作だの代返だのを、軽いノリで頼んでくる理由がこれだ。
母親であるユリーフィアは、まずそれらの不正を「悪いこと」だと認識していない。
小学生が宿題を持ってくるのを忘れた、程度のことだと思ってる。
母親がそんなだから、娘であるマリーフィアも、全く罪悪感というものがない。
バレても、「ごめんちゃいw」で許してもらえると思ってる。
世の中を舐めきってるな。
「ごめんなさい」では許されないことが、世の中にはたくさんあるんだってことを知らない。
こいつらは、いっぺん地獄を見た方が良いですね。
正しい認識をしているの、メリーディアしかいない。
「それに、わたくしはマリーフィアを、お友達との約束を破るような子に育てた覚えはありませんわ。お友達はとっても大切なものですから」
…偉そうに説教してるが。
友達の約束を破るような娘に育てた覚えはないが。
大学の講義をサボって、無関係の姉に代返を頼む恥知らずな娘に育てた覚えならある。ということだろうか。
クズですね。
おまけに。
「…まぁ、あなたには友達の一人もいませんから、分からないんでしょうけど」
「っ…」
聞きました?今の。
完全に継子いじめですよ。


