「メリーディアさんにお土産は?何を買ってきてあげたんですか」
「お姉様に?いえ、何も買ってませんわよ?」
何を当たり前のことを、と言わんばかりの態度。
自分は散々豪遊して、目に入るもの全部買ってきた癖に。
姉であるメリーディアに対しては、ショートケーキ一つ買ってこなかったと。
うわぁ…。ナチュラルいじめ…。
他人事とはいえ、さすがに気分悪いですよ。こういうのを見せられたら。
しかもマリーフィアは、メリーディアに土産を買ってこなかったことを恥じるどころか。
「お姉様は冷たい方ですわ。わたくしに優しくしてくれなかったのに、どうしてわたくしがお姉様に優しくしなきゃいけませんの?」
ツン、とそっぽを向いて、そう言い放った。
「自分の宿題は自分でやりなさい」と叱った姉に対して、「優しくない」とは。
この女が、いかに甘やかされてきたかよく分かるな。
そりゃメリーディアも卑屈になる訳だ。
こんな我儘妹がちやほやされて、自分は冷たい扱いを受けたら…。
誰だって、性格が歪みもするだろう。
むしろ、メリーディアは優しいですよ。
「…メリーディアさんは、冷たくありませんよ」
「え?」
「さっき、俺がレポートを書いていたら、メリーディアさんが訪ねてきたんですよ。マリーフィアさんを手伝うつもりだったそうです」
冷たく突き放してはみたものの、マリーフィアのことが心配だったのだろう。
まぁ、当のマリーフィアは、優雅にショッピングに出掛けていたそうですが?
「口では突き放すようなことを言いながら、マリーフィアさんを心配してくれてたんですよ」
「まぁ、そうなんですの?…手伝うつもりがあったなら、最初からやってくだされば良かったのに…」
だってさ。
お前の面の皮の厚さは、銃弾防げそうなレベルだな。
「まぁ、そんなことは良いですわ。わたくし、疲れたのでお茶を飲みたいですわ」
遊び疲れただけだろ?
「一緒にケーキを食べましょう、ルナニアさん。天気も良いことですし、中庭で」
「良いですね。行きましょう」
内心、腸が煮え繰り返る思いだったが。
そんな態度はおくびにも出さず、俺はにっこりと微笑んで、マリーフィアに付き合って中庭に向かった。
あー、気分悪い。
「お姉様に?いえ、何も買ってませんわよ?」
何を当たり前のことを、と言わんばかりの態度。
自分は散々豪遊して、目に入るもの全部買ってきた癖に。
姉であるメリーディアに対しては、ショートケーキ一つ買ってこなかったと。
うわぁ…。ナチュラルいじめ…。
他人事とはいえ、さすがに気分悪いですよ。こういうのを見せられたら。
しかもマリーフィアは、メリーディアに土産を買ってこなかったことを恥じるどころか。
「お姉様は冷たい方ですわ。わたくしに優しくしてくれなかったのに、どうしてわたくしがお姉様に優しくしなきゃいけませんの?」
ツン、とそっぽを向いて、そう言い放った。
「自分の宿題は自分でやりなさい」と叱った姉に対して、「優しくない」とは。
この女が、いかに甘やかされてきたかよく分かるな。
そりゃメリーディアも卑屈になる訳だ。
こんな我儘妹がちやほやされて、自分は冷たい扱いを受けたら…。
誰だって、性格が歪みもするだろう。
むしろ、メリーディアは優しいですよ。
「…メリーディアさんは、冷たくありませんよ」
「え?」
「さっき、俺がレポートを書いていたら、メリーディアさんが訪ねてきたんですよ。マリーフィアさんを手伝うつもりだったそうです」
冷たく突き放してはみたものの、マリーフィアのことが心配だったのだろう。
まぁ、当のマリーフィアは、優雅にショッピングに出掛けていたそうですが?
「口では突き放すようなことを言いながら、マリーフィアさんを心配してくれてたんですよ」
「まぁ、そうなんですの?…手伝うつもりがあったなら、最初からやってくだされば良かったのに…」
だってさ。
お前の面の皮の厚さは、銃弾防げそうなレベルだな。
「まぁ、そんなことは良いですわ。わたくし、疲れたのでお茶を飲みたいですわ」
遊び疲れただけだろ?
「一緒にケーキを食べましょう、ルナニアさん。天気も良いことですし、中庭で」
「良いですね。行きましょう」
内心、腸が煮え繰り返る思いだったが。
そんな態度はおくびにも出さず、俺はにっこりと微笑んで、マリーフィアに付き合って中庭に向かった。
あー、気分悪い。


