メリーディアは何も悪くない。むしろ、これまで何回も手伝ってやったことに、感謝こそされ。
責められるいわれは、全くないはずなのに。
「それなのに…今回は自分でやれ、って突っぱねるんですの。あまりに冷たくて、ついわたくしも声を荒らげてしまったんですの…」
あくまで被害者面のマリーフィア。
正真正銘のクズだぞ、この女。
こういう性根の腐った人間は、一回留年して、恥をかいて、心を入れ替えて講義に出席しろ。
「お姉様が手伝ってくれなかったら、わたくし、レポート課題をどうしたら良いんですの…」
いや、自分でやれよ。
ここでこうして、グズグズ文句言ってる間にやれよ。
「こうなったら、覚悟を決めてやるしかないでしょう。大丈夫ですよ、地道に頑張れば、マリーフィアさんだって…」
「それが、地道にやっている暇はありませんの。提出期限、明日ですから」
「…」
…お前、夏休みの宿題は8月31日まで放置するタイプだな。
明日、って。
やっぱりもう、諦めて留年したら?
お前は一回地獄を見た方が良いよ。
いくなんでも、大学舐め過ぎだろ。
「だからお姉様に助けを求めたのに、お姉様は助けてくださらなくて…」
何で被害者面なんですか?
手伝ってくれない姉が悪い、と?
どう考えても、今日に至るまで課題を放置し続けた自分が悪いだろ。
このお嬢様は、自分にとって都合の悪いことを、他人に擦り付けることが特技であるらしい。
世間では、そういう人間のことをクズと呼ぶ。
このクズ女。
しかし、こんなクズでも、カミーリア家の次女なんですよ。
マリーフィアの信頼を得て、何とかカミーリア家の宝物庫に近づく必要がある。
俺にとっては、この状況は利用価値がある。
メリーディアには悪いが、これは俺の株を上げるチャンスだ。
「分かりました。じゃあ、俺が手伝いますよ」
「えっ…?」
地獄に仏、と言わんばかり。
マリーフィアの表情が、希望に輝いた。
「こう見えても、俺も以前、一時期ルティス帝国総合大学に通っていたことがあるので。力になれると思います」
「本当ですの?まぁ、ルナニアさん。嬉しいですわ」
あっそう。
「見せてくれますか?どんな課題なんです?」
「えぇと…。ちょっと待ってくださいませね…。あった、これですわ」
マリーフィアは、引き出しのファイルにしまわれていた、課題レポートのプリントを取り出し、こちらに手渡した。
どれどれ。
責められるいわれは、全くないはずなのに。
「それなのに…今回は自分でやれ、って突っぱねるんですの。あまりに冷たくて、ついわたくしも声を荒らげてしまったんですの…」
あくまで被害者面のマリーフィア。
正真正銘のクズだぞ、この女。
こういう性根の腐った人間は、一回留年して、恥をかいて、心を入れ替えて講義に出席しろ。
「お姉様が手伝ってくれなかったら、わたくし、レポート課題をどうしたら良いんですの…」
いや、自分でやれよ。
ここでこうして、グズグズ文句言ってる間にやれよ。
「こうなったら、覚悟を決めてやるしかないでしょう。大丈夫ですよ、地道に頑張れば、マリーフィアさんだって…」
「それが、地道にやっている暇はありませんの。提出期限、明日ですから」
「…」
…お前、夏休みの宿題は8月31日まで放置するタイプだな。
明日、って。
やっぱりもう、諦めて留年したら?
お前は一回地獄を見た方が良いよ。
いくなんでも、大学舐め過ぎだろ。
「だからお姉様に助けを求めたのに、お姉様は助けてくださらなくて…」
何で被害者面なんですか?
手伝ってくれない姉が悪い、と?
どう考えても、今日に至るまで課題を放置し続けた自分が悪いだろ。
このお嬢様は、自分にとって都合の悪いことを、他人に擦り付けることが特技であるらしい。
世間では、そういう人間のことをクズと呼ぶ。
このクズ女。
しかし、こんなクズでも、カミーリア家の次女なんですよ。
マリーフィアの信頼を得て、何とかカミーリア家の宝物庫に近づく必要がある。
俺にとっては、この状況は利用価値がある。
メリーディアには悪いが、これは俺の株を上げるチャンスだ。
「分かりました。じゃあ、俺が手伝いますよ」
「えっ…?」
地獄に仏、と言わんばかり。
マリーフィアの表情が、希望に輝いた。
「こう見えても、俺も以前、一時期ルティス帝国総合大学に通っていたことがあるので。力になれると思います」
「本当ですの?まぁ、ルナニアさん。嬉しいですわ」
あっそう。
「見せてくれますか?どんな課題なんです?」
「えぇと…。ちょっと待ってくださいませね…。あった、これですわ」
マリーフィアは、引き出しのファイルにしまわれていた、課題レポートのプリントを取り出し、こちらに手渡した。
どれどれ。


