…一体何の話してんだろうな?
ちょっと聞き耳立ててみよう。
…え?盗み聞き?
まさか。偶然メリーディアの部屋の前を通りかかったら、偶然部屋の中の会話が聞こえてきたから、偶然足を止めて聞いてるだけです。
姉妹って一般的にどんな会話をするんでしょうね。
興味津々ですよ。
まぁ、あまり楽しそうな話ではなさそうだが。
「そこのところをどうかお願い、お姉様。他に頼れる人がいませんの」
「人に頼ってないで、自分でやりなさいって言ってるの。いつもいつも私に頼りっきりで…」
「いつもじゃありませんわ。ね、今回だけ。これっきりですから」
「前もそう言ったじゃないの。次はないって言ったでしょ。今回は自分で…」
「もう…お姉様はいつもそうやって、理屈っぽいことばっかり言うんですから。そんなだから…」
「…そんなだから、何?」
…何だろう。不穏な気配。
「…もう、良いですわ!そこまで仰るなら、もうお姉様には頼りませんから!」
マリーフィアらしからぬ、強い口調でそう言い放つと。
室内から足音が近づいてきたので、俺は慌てて立ち聞きをやめ。
今、ついさっきこの場にやって来た風を装った。
その一瞬後き、ばーん、と部屋の扉が開いた。
怒りに頬を染めたマリーフィアと、ばったり遭遇。
「あっ…る、ルナニアさんっ…?」
「あ、マリーフィアさん…」
どうも。偶然通りかかったルナニアです。
「ど、どうしてここにっ…?」
「いえ…マリーフィアさんを探してたんです。使用人に尋ねたら、ここにいると聞いたものですから…」
「そ…そうだったんですのね」
怒った顔を見られたのが恥ずかしいのか、マリーフィアは赤面して俯いていた。
もうばっちり見た後ですけど。
「一体どうしたんですか?何だか、揉めてるような声が聞こえましたけど…」
「な、な…何でもありませんわ!」
「何でもないことはないでしょう?あんな大きな声で…」
「う、うぅっ…」
淑女らしからぬ醜態だったぞ。
「何か困ってることがあるなら、力になりますよ?」
「わ、分かりましたわ…。お話します。お話しますから、場所を変えてくださいな」
はいはい。
じゃ、場所を変えて、マリーフィアの部屋に行きますか。
ちょっと聞き耳立ててみよう。
…え?盗み聞き?
まさか。偶然メリーディアの部屋の前を通りかかったら、偶然部屋の中の会話が聞こえてきたから、偶然足を止めて聞いてるだけです。
姉妹って一般的にどんな会話をするんでしょうね。
興味津々ですよ。
まぁ、あまり楽しそうな話ではなさそうだが。
「そこのところをどうかお願い、お姉様。他に頼れる人がいませんの」
「人に頼ってないで、自分でやりなさいって言ってるの。いつもいつも私に頼りっきりで…」
「いつもじゃありませんわ。ね、今回だけ。これっきりですから」
「前もそう言ったじゃないの。次はないって言ったでしょ。今回は自分で…」
「もう…お姉様はいつもそうやって、理屈っぽいことばっかり言うんですから。そんなだから…」
「…そんなだから、何?」
…何だろう。不穏な気配。
「…もう、良いですわ!そこまで仰るなら、もうお姉様には頼りませんから!」
マリーフィアらしからぬ、強い口調でそう言い放つと。
室内から足音が近づいてきたので、俺は慌てて立ち聞きをやめ。
今、ついさっきこの場にやって来た風を装った。
その一瞬後き、ばーん、と部屋の扉が開いた。
怒りに頬を染めたマリーフィアと、ばったり遭遇。
「あっ…る、ルナニアさんっ…?」
「あ、マリーフィアさん…」
どうも。偶然通りかかったルナニアです。
「ど、どうしてここにっ…?」
「いえ…マリーフィアさんを探してたんです。使用人に尋ねたら、ここにいると聞いたものですから…」
「そ…そうだったんですのね」
怒った顔を見られたのが恥ずかしいのか、マリーフィアは赤面して俯いていた。
もうばっちり見た後ですけど。
「一体どうしたんですか?何だか、揉めてるような声が聞こえましたけど…」
「な、な…何でもありませんわ!」
「何でもないことはないでしょう?あんな大きな声で…」
「う、うぅっ…」
淑女らしからぬ醜態だったぞ。
「何か困ってることがあるなら、力になりますよ?」
「わ、分かりましたわ…。お話します。お話しますから、場所を変えてくださいな」
はいはい。
じゃ、場所を変えて、マリーフィアの部屋に行きますか。


