「それで、今朝はお弁当に入れる卵焼きを作ってみたんですけど…。この通りの出来でして…」
「いや…初めてでこれなら、及第点なんじゃないか?」
「嫁もそう言ってました…」
だろ?
見た目はちょっとアレかもしれないけど、味は普通に美味しそうだし。
ちょっと焦げてるくらい、どうってことないだろ。
全然許容範囲だと思う。
「凄いな、ルヴィア…。新しいことにどんどん挑戦して…」
なかなか出来るもんじゃないぞ。
「ルルシーさんも、何か始めてみたらどうですか?」
「え、俺も…?」
「最近のルルシーさん、何だか無理に根を詰めて、焦って仕事ばかりしているような気がしますから…。…心配だったんです」
「…」
…バレてる。
…て、そりゃバレるに決まってるよな。
自分でも、自覚はしてる。
「…やっぱり、ルレイアさんのことが心配ですか?」
「…まぁな」
ルヴィア相手に、意地を張っても仕方がない。
「分かりますよ。大事なパートナーが傍に居ないと辛いですもんね…。俺だって、たまにフューニャが華弦お義姉さんと買い物に行った日なんて、あまりの寂しさに数時間記憶が飛びますから」
それはお前だけだ。一緒にするな。
さすがに記憶は飛ばねーよ。
「寂しいのは分かりますけど、あんまり根を詰め過ぎたら、身体に良くないですよ」
「それは…そうなんだけど…」
「今だって、せめて食事くらいはちゃんと摂って欲しいと思って、LLピザを頼んだのに…二切れしか食べてないですし」
このピザは、そういう気遣いだったのか?
餅を喉に詰まらせてしまえ、という嫌がらせのつもりじゃなかったんだな。安心した。
「新しいことじゃなくても…。仕事以外に、何か熱中出来ることがあれば…少しは、気が紛れるんじゃないでしょうか?」
「…そうだな…」
…ただでさえルレイアが心配なのに、他のことで気を紛らわせるなんて出来っこない、というのが本音だったが。
これ以上、部下に気を遣わせる訳にはいかないな。
「…ありがとう、ルヴィア…。考えておくよ」
「はい、そうしてください」
この時点で俺の頭の中に、一つ思い浮かんだことがあった。
早速、午後にでも…「あいつ」のもとを訪ねてみようと思った。
…ちなみに、もちもちピザは食べきれなかったので、別の部下を数人呼んで、皆で分けて食べてもらった。
幸い餅を喉に詰まらせる者はいなかったので、これで一安心である。
「いや…初めてでこれなら、及第点なんじゃないか?」
「嫁もそう言ってました…」
だろ?
見た目はちょっとアレかもしれないけど、味は普通に美味しそうだし。
ちょっと焦げてるくらい、どうってことないだろ。
全然許容範囲だと思う。
「凄いな、ルヴィア…。新しいことにどんどん挑戦して…」
なかなか出来るもんじゃないぞ。
「ルルシーさんも、何か始めてみたらどうですか?」
「え、俺も…?」
「最近のルルシーさん、何だか無理に根を詰めて、焦って仕事ばかりしているような気がしますから…。…心配だったんです」
「…」
…バレてる。
…て、そりゃバレるに決まってるよな。
自分でも、自覚はしてる。
「…やっぱり、ルレイアさんのことが心配ですか?」
「…まぁな」
ルヴィア相手に、意地を張っても仕方がない。
「分かりますよ。大事なパートナーが傍に居ないと辛いですもんね…。俺だって、たまにフューニャが華弦お義姉さんと買い物に行った日なんて、あまりの寂しさに数時間記憶が飛びますから」
それはお前だけだ。一緒にするな。
さすがに記憶は飛ばねーよ。
「寂しいのは分かりますけど、あんまり根を詰め過ぎたら、身体に良くないですよ」
「それは…そうなんだけど…」
「今だって、せめて食事くらいはちゃんと摂って欲しいと思って、LLピザを頼んだのに…二切れしか食べてないですし」
このピザは、そういう気遣いだったのか?
餅を喉に詰まらせてしまえ、という嫌がらせのつもりじゃなかったんだな。安心した。
「新しいことじゃなくても…。仕事以外に、何か熱中出来ることがあれば…少しは、気が紛れるんじゃないでしょうか?」
「…そうだな…」
…ただでさえルレイアが心配なのに、他のことで気を紛らわせるなんて出来っこない、というのが本音だったが。
これ以上、部下に気を遣わせる訳にはいかないな。
「…ありがとう、ルヴィア…。考えておくよ」
「はい、そうしてください」
この時点で俺の頭の中に、一つ思い浮かんだことがあった。
早速、午後にでも…「あいつ」のもとを訪ねてみようと思った。
…ちなみに、もちもちピザは食べきれなかったので、別の部下を数人呼んで、皆で分けて食べてもらった。
幸い餅を喉に詰まらせる者はいなかったので、これで一安心である。


