――――――…呼び出したルアリスに、ホテルに案内させ。
マリーフィアと共に、荷物を簡単に片付けた。
「とっても良いお部屋ですわね、ルナニアさん。ご覧なさって、良い景色ですわ」
長旅の疲れなど、全く感じさせない興奮した様子のマリーフィア。
窓のカーテンを開けて、外の景色を楽しんでいた。
ふーん。確かに、なかなかの眺め。
ルティス帝国の一流ホテルに比べても、負けず劣らずなんじゃないですか。
果たしてこの良いホテルの良い部屋を確保する為に、ルアリスがどれほど骨を折ったのか。
想像すると面白いですよね。
だが、期待通りの働きをしてくれましたよ。あの童貞坊ちゃまは。
そのご褒美に、「ネタばらし」はちゃんとしてあげなきゃいけないでしょうね。
「バスルームも素敵ですわね。箱庭帝国のホテルが、こんなに設備が整ってるなんて思いませんでしたわ」
「そうですか?」
「えぇ。もっと汚れていて、部屋も狭いのかと思ってましたの」
それは箱庭帝国に対する偏見ですね。
ルアリスが泣きますよ。
「ルナニアさん。こんな素敵なお部屋を用意してくれて、ありがとうございますわ」
マリーフィアは、満面の笑みで御礼を言った。
「どういたしまして。このくらい当然ですよ。マリーフィアさんの為ですからね」
部屋を確保してくれたのは、俺じゃなくてルアリスですけどね。
そんな事情はマリーフィアの知ったことじゃないし。
とりあえず、俺の功績にしておこうっと。
「わたくし、早速お風呂に入りたいですわ。先にバスルームを使わせてもらっても良いかしら」
「どうぞどうぞ、行ってきてください。その間に俺はロビーに行って、さっきのガイドと明日の打ち合わせをしてきます」
今頃ルアリスは、ロビーで首を長くして俺を待っていることだろう。
待ちぼうけを食らう国家代表。滑稽ですね。
「そうだ、滞在中何処に行きたいか、リクエストとかあります?」
「そうですわね…。わたくし、お買い物がしたいですわ。お洋服とか、アクセサリーとか」
「分かりました。じゃあ、ショッピングの時間を長めに取っておきますね」
明日からの旅行プランは、基本的にルアリスに任せるつもりだ。
…え?本気で国家の代表をガイドにするつもりなのかって?
観光大国の代表なら、ガイドの真似事くらい出来て当然ですよね?
「それじゃ、ごゆっくり。俺はロビーに行ってきます」
「えぇ、行ってらっしゃいませ」
俺はマリーフィアに笑顔で手を振って、カードキーを持って部屋を出た。
向かうは、ルアリスの待つホテルのロビーである。
マリーフィアと共に、荷物を簡単に片付けた。
「とっても良いお部屋ですわね、ルナニアさん。ご覧なさって、良い景色ですわ」
長旅の疲れなど、全く感じさせない興奮した様子のマリーフィア。
窓のカーテンを開けて、外の景色を楽しんでいた。
ふーん。確かに、なかなかの眺め。
ルティス帝国の一流ホテルに比べても、負けず劣らずなんじゃないですか。
果たしてこの良いホテルの良い部屋を確保する為に、ルアリスがどれほど骨を折ったのか。
想像すると面白いですよね。
だが、期待通りの働きをしてくれましたよ。あの童貞坊ちゃまは。
そのご褒美に、「ネタばらし」はちゃんとしてあげなきゃいけないでしょうね。
「バスルームも素敵ですわね。箱庭帝国のホテルが、こんなに設備が整ってるなんて思いませんでしたわ」
「そうですか?」
「えぇ。もっと汚れていて、部屋も狭いのかと思ってましたの」
それは箱庭帝国に対する偏見ですね。
ルアリスが泣きますよ。
「ルナニアさん。こんな素敵なお部屋を用意してくれて、ありがとうございますわ」
マリーフィアは、満面の笑みで御礼を言った。
「どういたしまして。このくらい当然ですよ。マリーフィアさんの為ですからね」
部屋を確保してくれたのは、俺じゃなくてルアリスですけどね。
そんな事情はマリーフィアの知ったことじゃないし。
とりあえず、俺の功績にしておこうっと。
「わたくし、早速お風呂に入りたいですわ。先にバスルームを使わせてもらっても良いかしら」
「どうぞどうぞ、行ってきてください。その間に俺はロビーに行って、さっきのガイドと明日の打ち合わせをしてきます」
今頃ルアリスは、ロビーで首を長くして俺を待っていることだろう。
待ちぼうけを食らう国家代表。滑稽ですね。
「そうだ、滞在中何処に行きたいか、リクエストとかあります?」
「そうですわね…。わたくし、お買い物がしたいですわ。お洋服とか、アクセサリーとか」
「分かりました。じゃあ、ショッピングの時間を長めに取っておきますね」
明日からの旅行プランは、基本的にルアリスに任せるつもりだ。
…え?本気で国家の代表をガイドにするつもりなのかって?
観光大国の代表なら、ガイドの真似事くらい出来て当然ですよね?
「それじゃ、ごゆっくり。俺はロビーに行ってきます」
「えぇ、行ってらっしゃいませ」
俺はマリーフィアに笑顔で手を振って、カードキーを持って部屋を出た。
向かうは、ルアリスの待つホテルのロビーである。


