「いいよ、由瑠の好きにして」


わたしの下で、ベッドに横になった藍くんが、そう唇を動かす。

間接照明に照らされた藍くんの笑みは、綺麗で色っぽくて。


「あ……あぅ……」


……どうしよう。

わたし、藍くんを押し倒しちゃってます……。