だからメイドさんとかもいて、メイドさんたちも起こしてくれるんだけど、 何故か私は、羽耶の声とお母さん、お父さんの声でしか起きれない。 今は、お母さんとお父さんが家にいないから、羽耶が起こしてくれてるってわけです! 本当に…申し訳ない…。 「……眠い…」 「うん、眠いねぇ」 そう言って、私の頭を撫でてくれる。 「でも、学校遅れちゃうよ?起きよーね?」 そう言って、私の頬を触りながら、にこって笑ってくれる。