溺愛執事は貧乏お嬢様を守り抜く

「やっぱり、眠れなくなりそう。寝不足になっちゃうかも」


「全部俺のせいなので、責任をとります」


「どうやって?」


彼に抱き寄せられたから、身体中がますます熱くなってきて恥ずかしい。


「お嬢様の不安がなくなるまで、毎晩抱きながら眠ります」


「だっ、え?え?」


「添い寝という意味です」


彼は瞳を細めて眩しそうに私を見る。


「やめますか?」


「や、やめないっ」


そう言って、彼の首に腕をまわして身体をあずけた。


「これ以上はお嬢様のお許しがあるまでは待ちます。決心がついたらいつでも言ってください」