夕暮れリリィ

「い、いや~、犯人が無事見つかり良かったですよ。ははは…」



先生は気まずそうにやってくるとあたしに手をさしのべた。



なんだコイツと思いながらも手を取ろうとしたとき、



「あー!!」



あたしは慌ててあたりを見回したけどあの子姿はどこにもなかった。



ちょっとジャマよ!と言わんばかりの勢いで、自力で立ち上がり、先生の横を通り過ぎて廊下に出る。




するとそこにはまだあの子の姿があった。