そこでお父様は、イルルドの方を見た。それに釣られて、私も彼の方を見る。
そして私は気付くことになった。イルルドが複雑な表情で固まっているということに。
「イルルド、あなた……」
「姉さん、姉さんはどう思っているのかな? 僕と婚約するということに……」
「えっと、それは……」
私の問いかけに、イルルドは質問を返してきた。
その顔は真剣そのものだ。つまり彼も、色々と考えているということなのだろう。
そんな彼に、私は答えを返せない。すぐに考えがまとまらないのだ。
それは、当然のことだといえるだろう。
この決断は、私とイルルドのこれからを変えるものだ。そんなに簡単に、答えが出せることではないのである。
「……答えは出ないかな?」
「え、ええ……私には少し、難しい問題ね?」
「そうか。それなら、僕から言わせて欲しいことがある」
そして私は気付くことになった。イルルドが複雑な表情で固まっているということに。
「イルルド、あなた……」
「姉さん、姉さんはどう思っているのかな? 僕と婚約するということに……」
「えっと、それは……」
私の問いかけに、イルルドは質問を返してきた。
その顔は真剣そのものだ。つまり彼も、色々と考えているということなのだろう。
そんな彼に、私は答えを返せない。すぐに考えがまとまらないのだ。
それは、当然のことだといえるだろう。
この決断は、私とイルルドのこれからを変えるものだ。そんなに簡単に、答えが出せることではないのである。
「……答えは出ないかな?」
「え、ええ……私には少し、難しい問題ね?」
「そうか。それなら、僕から言わせて欲しいことがある」



