オレ、死んでない!

 (百花) どう?あんたは生きているって、少しは思えた?

 (光一) そうだね、生きている時は、ってか、地上に
 生きているときは、やっぱ誰でも目に見えるものしか信じられないよな。
こうやって、オレたちみたいに、見えなくても生きている人の存在なんて、気にもしなかったよ。

(百花) 神様にとっては、地上での出来事や地上の人生なんて、ほんの一コマなんだよね。
ずっと続くいのちの方が本物のいのちなのにね。
人間が死の世界を作っちゃったんだよね。

(光一) オレ、由奈にも、オレが生きていることを
伝えてやりたいな。
なあ、どうすればいい?

(百花) あのね、死んでないってことも大事だけど、
その前にもっと大事なことがあるのよ。

(光一) もっと大事なことかよ。何だよ、教えてくれよ!