オレ、死んでない!

 (光一の母) 光一、光一が生きている・もしそれが本当なら証拠を見せていただきたいわ。
光一に会いたい・生きているのなら。

(光一) 母さん、オレ生きているよ!ほら、母さんの目の前に今いるよ!
母さん!母さん!

光一は必死に叫びました。そしてそれと同時に光一もそして、光一の母の目からも涙があふれ出ました。

(百花の母) 佐藤さん、奥さんのその涙は、たぶん光一くんの涙だと思います。
佐藤さんが、今、ほんの一瞬でも、神様からいただいたいのちをお認めになって光一くんが喜んでいるんじゃないかしら。
私も百花を事故で亡くした時は、何度も何度も何度も泣きました。
でも、今は百花は生きている、がんばって生きている、今もだれかの幸せを願って一生懸命生きていると信じているの。

(百花) お母さん、ありがとう・・。

百花と百花の母もまた、目にいっぱいの涙があふれました。