オレ、死んでない!

 そのころ、光一の母は夕食を作りながら考えていました。花屋で聞いたこと、教会のこと、絶対に断るつもりでいたのに、なぜか迷っていました。

 (光一の母) ねえ、お父さん、今日ね、駅前の花屋さんから、こんなリーフレットをもらって土曜日に誘われたんだけど。
その人が、光一は生きているって言ったの。その人も娘さんを亡くしてるみたいなんだけど、あんまり堂々と生きてるとか言われたから、なんか・・ね。

 (光一の父) おまえ、迷ってるのか、迷うくらいなら行ってみれば?

 光一の父はあっさりと返事を返しました。

 (光一の母) ふ〜ん、お父さんそういう感じなの?
じゃあ、お父さん一緒に行ってくれる?

 (光一の父) ああ、いいよ、あの教会の隣のカフェさ
気になっていたんだよ(笑)

光一の母は何となく心地よくなっていました。