その夜、亜里沙はなかなか寝付けなかった。 ベッドに横になり携帯で指遊びしながら、一つひとつ思い出していた。 保存している何百通ものメールを全部読み返した。 何度も何度も読み返した。 メールを読み終えた時、カーテンの向こうは、ほのかに明るさを増し朝を迎える準備をしていた。 それでも亜里沙の心の中は真暗な闇の中に取り残されたまま…。 レオが戻って来たら今日こそは正直に自分の思いを伝えようと決めていた。