亜里沙にはもうどうしていいのか分からなかった。 二人で暮らし始めた頃は楽しかったし、夢に溢れていた。 結婚したら部屋はどうしたいとか、子供は何人欲しいとか、子供の名前はどうしたいとか、五月の連休は二人でヨーロッパに旅行することも計画していた。 しかし、日に日にレオも亜里沙自身も…追い詰められていった。 親の反対…というか真行司財閥を敵にまわすことがこれほどまでレオを追い込もうとは、二人とも思っていなかった。